めっちゃ早口で言ってそうなブログ

アニメを語りたいおっさんが、誰にも頼まれないのに勝手に深掘りしている(気になる)ブログです。

おっさん 『山田たえ』を語る

https://zombielandsaga.com/images/character8_main.png

公式プロフィールより(画像は公式HPより引用)

山田 たえ (CV.三石 琴乃)

誕生日  ? 

没年月日 ?

年齢享年 29歳 血液型 ?

身長 170cm 体重 50kg スリーサイズ91:59:89(F)

趣味 旅行代理店めぐり

好きな食べ物 明太子、イカ

嫌いな食べ物 たこ、わさび

好きな色 紫

 

成長する存在 山田たえ

 考察最難関キャラ、たえちゃんです。

 リリィがトリックスターなら、たえはジョーカーと言ったところでしょうかw

 なにせ情報量が少なすぎる。たえ回も無かったし。

 問題は公式が割と山田たえに関しては自由に放置している事w

 「あれは、ああいうモノなんで」的な扱い。

 それでも考察するのがおっさん!

 最初に言っておきます。

 考察という名の私の妄想90%です!

 後で公式に全否定されても後悔しません!!w

 

 

知能面から見た山田たえ

 まず、彼女の知能的な面から考察。

 第2話アバンでさくらが「たえちゃんはまだみたいやけど……」と言っていますが、結果的にはあれで正常だったんですよね。

 それでも全話を通して(さくらの介護もあり)どんどん成長をしていっているのが分かります。

 それでは彼女の特徴的な行動を列挙してみましょう。

 1~2話 噛みグセ さくら・純子を噛む

 2~3話 追う 逃げる純子を意味もなく追う

  第2話16:13のさくらに手を挙げられて嫌がるたえちゃんカワイイ

 2話 食欲旺盛 好物は我慢できない

    簡易模倣 さくらの真似をしてみる

 3話 物に興味を示す マーカーを取ってとりあえず口に入れてみる

    抑制が効かない 面白くなると痛い目にあうまで続ける

 5話 叱られて凹む 7:37のシーン

    自主的に動く 自分から歌おうとはした

    服が自分で着れない ドラ鳥への伏線

 6話 巽の手伝い たえちゃん頑張った

    空気を読む 12:53巽が怒るシーン

 7話 高度な模倣 16:13 リーダーであるサキの言葉までの模倣

 9話 守る? 5:52 さくらに絡んだ天吹万梨阿の頭を噛む

    嘘をつく 8:32 リリィのイカゲソ食べちゃった?

 10話追う 3:35 リリィを四つん這いで追い掛け回す

    制作 8:09 雪で色々作る

    守る お父さんイノシシに襲われた桜を救出

 11~12話 さくらを心配する

 このくらいでしょうか?全話見直したら時間かかるわぁw

 ダンスの模倣に関しては考察から除外します。さすがにここをガチで描写すると作品として成立しなくなっちゃうのでw きっとさくらが頑張って教えてあげたんだよ!

 もちろんギャグキャラとしての役割も彼女の特徴ですので、演出上かなり誇張された行動をとらされている面も否定はできませんが。

 上記を全体的に見ていくと感じるのが子どもの成長に酷似していると思いません?

 1~5歳の成長を見ているような気分になりますね。

 私は特にたえが嘘をついた9話が印象に残りました。

 3歳くらいまでの子どもは嘘をつけません。※という見解がある、程度に思って。

 そこから自我が生まれて自己防衛しようとして嘘をつくようになるので、9話の段階でたえはある程度の自我を獲得できたのでしょう。

 という事で、最終的なたえの知能は5歳程度だと思われます。

 

感情面から見た山田たえ

  中の人、三石琴乃さん自身が「最初にたえが持った感情はさくらへの愛です」みたいな事を言っていました。

 その転機は個人的には5話だと思います。

 CM撮影の時のさくらの対応は育児的な観点として素晴らしい模範だと感じません?

 たえの自主性を全否定するわけではなく、彼女の出来る事を認めて関与させるってなかなか瞬時に出せるものじゃないです。

 さくらの母性はすごい。

 専門用語で言うならバブみでオギャれる(この言葉を考え出した人は天才じゃなかろうかw)

 恐らくその時にさくらに対して愛を感じたと同時に、ものすごく嬉しかったんだと思います。それ以降、彼女が鶏の鳴き声をやるようになったのは、その時の記憶が強く残っていたのでしょう。

 それが12話のさくらへの訴えかけに繋がっていったのだと思います。あの公園のシーンはヤバかった。泣けた。

https://pbs.twimg.com/media/Du3z2AiVYAEYmgW.jpg

 5話を皮切りに、たえは個人からフランシュシュの一員としての自覚が生まれてきたように感じます。

 たえから見たフランシュシュは「グループ」であり、恐らくリーダーがサキ。お母さんがさくら。自分は3番目くらいに思っているんじゃないでしょうか?愛・純子・リリィは自分より下w

 

 以上の2面からして2つの推論を立てました。

 1:知能的に幼児

   もしくは物理的に子どもの脳が入っている

 2:ロメロの脳みそが入っている

 なぜ2番が出てきたのかと言うと、やたらと追いたがる性質や、群としての自分の立ち位置は犬としての特徴っぽいので。

 そして5話の玄関シーンでロメロと一緒に寝ています。

https://img.animatetimes.com/news/visual/2018/1540021583_1_16_eb11780191cd4d36b01eadc72dc9fca2.jpg

↑3話22:17の玄関先でのロメロとの絡みがカワイイ

 これはもしかしたら、犬時代の記憶があるからでは?

 実際、犬の知能は5歳程度と言われていますし、嘘つくようになりますからねw

 

 以上が放送時の私の考察です。全く違う可能性ばっかりですけどね!w

 余談ですけど、設定的には純子を噛みがちって事になってますけど、

 実際純子が噛まれたのって2話のダンススタジオのシーンだけw もっと噛んでいいのよ?

 

身体面から見た山田たえ

 実はフランシュシュでも2番目のナイスバディキャラ。体もエロいたえ。

 身長170で50kgってだけでもかなりの細身なのにそれでFカップって、モデルでもそうそういねぇよ!! いや、大事なのはそこじゃねぇw

 実は本編中にたえの肢体がしっかりと描写されてるシーンは無いのです。

 死体なだけに(by純子)

 普段見えるのは首から肩にかけて包帯がぐるぐるなのですよね?

 そんな時の設定資料集!

 買ってよかったFirst Fan Book

http://giga-images-makeshop-jp.akamaized.net/mappa/shopimages/73/00/1_000000000073.jpg?1549590834

 ↑画像はMAPPA online shop |から引用

 みんなも買おう!(ダイマ

 P43下の表情サンプルに前髪を上げたシーンが描かれているですよ。

 実はこれを見て、私は推測の確信度がちょっと上がったのです。

 なぜならおでこに包帯をしっかり巻いているからです。

 これ、脳の取り換えが行われたって可能性が微粒子レベルで存在しているのでは?

 ただし、それが生前なのか死後なのかは分かりませんが。

 そして彼女が0号という名前である以上、ゾンビィプロトタイプな事は間違いないでしょう。

 本命のさくらを蘇らせるための、(言葉は悪いですけど)実験台だった可能性はありますよね。

 

 それともう一つ気になったのが彼女の死因です。

 設定資料集を見ると服を着てない状態のたえの体が描かれているのですが……

 包帯が首+胴体全て+両上腕+左太ももに巻かれていました。

 どういう死に方をしたらそこに巻かれるんだろう……?

 ちなみにたえが喋れないのは、喉の包帯に関連して、恐らく声帯か喉が物理的に潰れているんじゃないかと思うんですよね。

 一部では徒花ネクロマンシーの歌詞から推測して「餓死」という意見もあるようですが、それだったらその包帯の位置はおかしいと思います。彼女の異常な食欲を見ると分からないでもないですけどねw

 ちなみに体に包帯を巻いている設定のキャラはさくら・サキ・愛だけで、純子・ゆうぎり・リリィは包帯が無いんですよね。

 ではその3人の共通点は何か?

 サキ・愛は火傷、さくら・サキは事故

 サキはバイクの爆発炎上で火傷を負っている可能性が高いね。

 ただ、さくらは包帯面積が少ないので、単なる擦過傷(さっかしょう)を隠すためだけのものな気がします。

 ちなみに裂傷は普通に傷跡として描かれているので、やはり包帯は皮膚に広域の状態異常を抱えた表現なのでしょう。

 そう考えるとやはりたえの体が気になる……いえいえ性的な意味じゃなくてね?

 

異質感のある設定

 謎だらけの山田たえですが、プロフィールでも違和感がある場所が何か所かあります。

 ・生没年不明

 ・29歳

 ・旅行代理店めぐり

 生没年が不明なのは巽・初期さくら・たえの3人だけなんですよ。

 でも、さくらは10話放送以降に全プロフィールが公開されてます。(そんなに伏せる必要性はなかった気もしますがw)

 巽幸太郎は設定も「謎のアイドルプロデューサー」ですし、そもそもがさくらとの関連性も含めての全てを謎にしておかないと困るキャラなので納得できます。

 という事は、たえもストーリーの根幹に関わっている……?

 そしてわざわざ生没年を秘密にしておきながら、29歳と旅行代理店めぐりは公表している部分も違和感を覚えます。

 少なくとも旅行代理店という存在が生まれたのが1900年以降なので、明治以降の人って事になるよね。しかもめぐれるレベルの数になったのは、恐らく昭和でしょう。

 そしてなぜ29歳なのかね?経産婦の可能性すらある年齢なんですよね……。

 

 実はフランシュシュメンバーには一定の傾向があります。

 それは生前も著名な存在だったという事です。(さくら除く)

 愛・純子・リリィは言うに及ばず、ゆうぎりは花魁。

 花魁と言えば当時の花形職業の一つ。一般市民でも知ってる人気者だったのです。

 サキはレディースの特攻隊長と、若干毛色は違いますが、やはりそれなりに知られていて人前にも出ていたと思います。

 そう考えると、山田たえも生前はある程度のアイドル的な存在だった可能性が高いですね。

 ・昭和で

 ・29歳で

 ・アイドル的な著名人

 という条件を満たせる人ってどんな人物像なんだろう……?

 もっとも、これらのプロフが根本的にミスリードの可能性があるのがゾンサガの信用ならねぇところw

 

 まあ、どんなに考察しても、公式が「いや、特に何も考えてませんでしたwノリでwww」と言ったら終わりなんですけどねw

 でもね、きっと一生懸命考えたこの時間は無駄じゃないと思うんだ!愛ちゃんなら分かってくれるはず!w

 

 とりあえず、考察に関してはこの辺で一段落付ける事にしました。

 それでも後でちょっとだけ妄想考察を出すと思いますw

 

声について

 もうね、伝説の声優ですよ?あの三石琴乃さんですよ?

 とは言ってもセーラームーン知らない世代からすればピンと来ないでしょうが。

 え?エクセル・サーガ - Wikipediaなら知ってる?それはそれで歪んでますなw

 ある意味サガ繋がりと言えばそうだけどw

 第3話で公開された時に、日本以上に世界が驚愕したくらいですから。そのくらいセーラームーンの与えた文化的インパクトは世界規模なのです。

 セリフというかうめき声しかないような台本で、しっかりと感情をこめて演じきれたのはやはり三石さんの実力あっての事だと思います。監督からの指名と聞いて納得。

 あと、鶏の鳴き声が効果音集かと思うくらいに上手かったのには笑いましたw

 好きなうめき声は12話の4:21の「あ゛ぅ゛あ゛!」です(真顔)

 振り向いてほしい必死さと、振り向いてもらえない切なさと、さくらへの愛を込めた一声。ああ、演技力に言葉は要らんのだな、と改めて思わされた一言だと思います。

 

 ただね、ライブでも三石さんがいないとドラ鳥出来ないのよ。

 おらぼう!でドラ鳥やんなかったって声もあったけどさ。たえちゃん居ないのに歌える訳ないじゃん。

 あのアイアンフリルだって代役カバーじゃなくて、意地でも本人たち呼んだスタッフですよ?たえちゃん無しでドラ鳥やるとは思えないっしょ。

 

 ちなみにライブ見てて思ったんですけど、やっぱ7人で左右対称になるように構成されているから、たえちゃんがいないと何かが足りなくなるんですよね。

 とはいえ、おそらく三石さんは歌無しライブ無しの約束で出演してるでしょうから、ライブに出る事はないんでしょうけどね……。

 でも、いつかは見てみたい。

 必死に歌い踊るフランシュシュの中を、うろうろと三石さんが歩いていたり、適当に振付を真似ようとしているカオスなステージを!

 そうしたら我々はこう叫びましょう。

 「これぞフランシュシュって感じやんかー!!」

 

 以上、山田たえについてでした。

 もし他にも何か思いついたら加筆修正するかもしれません。