めっちゃ早口で言ってそうなブログ

アニメを語りたいおっさんが、誰にも頼まれないのに勝手に深掘りしている(気になる)ブログです。

おっさん 『巽幸太郎』を語る

 楽曲紹介ちゃうんかーーーい!とか言われそうですが、気が向いたのでw

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公式プロフィール(画像は公式HPより抜粋)
巽 幸太郎 (CV.宮野 真守)

以外 すべて謎

 謎のアイドルプロデューサー。謎過ぎんだろ……。

 先に言っとくけど、今回もネタバレ全開だからね!(^q^)

 まだ未視聴の人は覚悟して読んでね!(読むなとは言わない畜生)

 

 え~なお、本ブログは基本的に実在の方には敬称を付けて書くようにしていますが、意図的な演出をしたい場合のみ、熟考の結果、愛称や呼び捨てにする場合があるのでご容赦ください!愛あればこそのです!

 

もう宮野でいいんじゃないかな

 普通さ、今までさ、キャラ考察で声については必ず一番下に書いてたじゃん?

 でも巽幸太郎を語る時だけ、宮野真守さんと並列で語らないと具合が悪いんですよw

 インタビューを読むと指名キャスティングだったようですが、まあそうですよね。

 キャライメージや脚本からして、宮野真守さん以外考えられない。私だってそうする。

 これ以上の巽幸太郎ができる声優さんは存在しないでしょうからw

 問題はどの段階で決定したかですね。

 たぶんプロットの段階では「ハイテンションウザキャラ」とは決まってたんでしょうけど、台本書く段階でもう宮野さんが脳内にいながら書いてたような気はします。

 そして宮野さんはその台本を軽く超えてきた。フランシュシュの面々がブースで笑いを堪えるのに必死なくらいにはw

 あれだけフリーダムにやっているように見えて、実はアドリブ自体はそんなに多くないという話を聞いて(という事は台本書きの段階で宮野さんが見えてたな)と感じたのですよ。

 シリアス コミカル ウゼぇ

 この一見相反しそうな3つのゲージを変幻自在に配分調整して演技出来る声優さんなんてそうそういません。

 この必然とも言えるマリアージュが、全12話を通して作品を裏で支えてくれた演技となったと思います。

 

伝説のアドリブ GOGOGO↑GO↓GO

 個人的見解なのですが、第12話20:38からのGOGOGO!は恐らくミステイクが採用されてしまったのではないかと予想しています。

 目が滑るといいますか、プロでも台本追ってて(あれ?今どこだっけ?)とか(ん?今正しかった?)と混乱してしまう事もあるんですよ。

 (セリフ書き起こし)

 こらー!

 な、何をさわやかにやり遂げた

  ↑ここで目が滑る

 風な?雰囲気を出しとんじゃこのバカゾンビィ!

  ↑この段階でもはや何が正しいのか混乱

 お前ら勘違いすんなよ?え?!←え?は台本には無いはず

 ↓ここからヤケw

 まだ全然、これっぽ~~っちも佐賀を救っとらんからな!

 分かったらさっさとお客に応えてこんかい!

 フランシュシュの戦いはこれからじゃろがい!

 はい!GOGOGOGOGOGOGOGOGOGOGOGO↑GO↓GO!

 ↑それでも最後まで言い切るプロの鏡

 

 たぶん、こんな感じだったんじゃないですかねw

 でもさすがはプロ。第3話の愛のセリフを思い出してください。

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 「バカッ!歌い続けなさいよ!」

 そうです。監督が止めろと言うまではやり続けないといけないのです。

 本番のプロには必須のShow must go on(ショーは止めるな)の精神です。

 で、その結果が面白すぎてミステイクが採用されてしまったのではないか、と勝手に推測しているわけです。

 そしてそれがみんなに受け入れられて、おらぼうでみんなで大合唱になったんだからすごいですよねw

 

 あ、もし本当に関係者に「いや、ちげーし。おめーの勝手な妄想で宮野さん貶めんなや!」と怒られたら土下座して消します。

  もしくは宮野さんに「そそ、そんなん緻密な演技計算に決まっとろーが(震え声)」って指摘されたら「あ、はい」って消しますw

 

そこに大義はあるのかい?

 さて、そろそろ考察を本格的に。

 恐らく視聴者にとってかなりの衝撃となった、第12話の↓このシーン。

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 まあ、第10話の 小料理屋徐福庵でのゆうぎりの理不尽ビンタ2発目のシーンで「さくらはんには特別優しいのでありんすな」のセリフである程度の予想はできてました。しかし私はその段階ではゾンビィになった後のさくらに好意を持っているのだろう、と推測していました。

 しかし第12話の↑このシーンで「えっ…(ドン引き)」してしまったのです。いや、これは誇張ではなく本当にしました。録画で見てた私は思わず再生を止めて考え込んでしまったレベル。

 確かに第11話のBAR New Jofukuのシーンで「そんな大層なものじゃありません」とは言ってたけど、え?完全に個人的なもの?と思いました。

 初期から「佐賀を救うんじゃい!」とか言ってたのも嘘……?

 いやまあ、それ自体は嘘じゃないんでしょうけどw

 ただね、大義に裏があるのはどうかと思ったんです。

 佐賀を救う、という世のため人のためという大義があるからこそ、一度死んだ少女たちを墓から掘り起こす尊厳の愚弄をある程度は相殺できたと思うんです。

 それが、さくらの夢を叶えるために復活させて、2~6号はそのメンバーにするために必要なコマだったとすると、話はかなり変わってくると思うんです。

 佐賀を救うと言う大義が先にあって、方法をどうしようか悩んでいた時にさくらに会ってさくらの生きていた2008年頃は確かにろこどるブームはあった。(あ~!ろこどるも語りたいんじゃぁ!!)

 だからその計画を考えていた矢先にさくらが死んで、復活を試みた、とかならまだ大義は残るんですけどねぇ。もちろん好きな人を生き返らせるための苦難のストーリーは古今東西あるので、嫌いではないんですよ?

 だいたい、もしそれを知ったらフランシュシュのメンバーはどう思うでしょう?(まあ、ゆうぎりは気付いてそうですけどねw)

 サキはその人の意志を大事にするから「なんだ、グラサン!おめーも結構気合い入っとるやん!気に入った!その話乗ってやるぜ!」って言うかな。

 純子は意外と昭和恋愛脳だから少し悩んでも「愛する人のためにすべてを投げ捨てられるなんて素敵ですよね!」って否定はしなさそう。

 ゆうぎりは普通に恋に(物理的に)命を賭けるのが当たり前の時代だったから「殿方にそこまで惚れられるなんて、さくらはんは果報者でありんすなぁ」とか普通に受け流しそう。

 たえは「あ゛ぅあう゛ぁぇ!」 あ゛ぅ。

 問題はリリィと愛かなぁ。

 まあでも、リリィはそもそもゾンビになった事を肯定的に喜んでいたから、賛同はしなくても否定はしないかな。「巽のはキモいけど、リリィはゾンビになってみんなと一緒に楽しんでるからいいよ」ってなるといいね。

 愛が問題だと思う。独特のドライな恋愛観で「なんであたしがそんな他人の色恋に巻き込まれてこんな事させられなきゃいけないのよ!!」とか言ってブチ切れて出ていきそう。

 たぶん、この辺の処理の仕方で2期はだいぶ変わるんじゃないでしょうかw

 あ、一応言っておきますけど、そのせいでゾンサガちょっと嫌いになったとか無いですからね?w てか嫌いでこれだけ語れてたら頭、沸いてますよ?w

 

2019年7月3日追記

 そういえば、おらぼうのパンフの中で宮野さんのインタビューに核心的な事が書かれていました。

 宮野さんは収録時に監督に「佐賀を救いたいのは彼の本心なんですか?」という巽幸太郎というキャラの芯の部分をちゃんと聞いていたのです!監督の返事はYES。

 さすが大人気声優、宮野真守!しっかり仕事してますなぁw

 これで少なくとも大義そのものは有るという事が確認できました。

 

全てを捨てて戦う男 ~巽幸太郎と乾〇〇〇~

 ちなみに巽⇔乾ネタは過去にもそういう叙述をした作品を見たことがあるので、予想はしていましたが、双子や兄弟を隠すためのサングラスかな?とか思ってたので結果的にはミスリードされてたんですけど(あ、どっちも本人だったかw)程度のものでしたw

 一応説明しておくと十二支の表で東南が「たつ み」で、その正反対の北西が「いぬ い」なのです。

  ↓乾

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             ↑巽

 百人一首に「わが庵は 都のたつみ 鹿ぞすむ 世を宇治山と人はいうなり」という句があって、小学校の時に覚えさせられたので、その頃に辰巳は覚えましたなぁ(遠い目)

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 そしてこの回想シーンを見る限り、性格はシャイボーイなのです。やはり正反対。

 とてもじゃないけど営業バリバリかけて仕事取ってくるタイプじゃないし、あごクイで老若男女を堕しまくれる性格にも見えませんねw

 だから乾くんはさくらの死後から名前を捨てて、正反対の名前になって性格から改善していったのでしょう。

 地下室でのあのウザさは自分を鼓舞するための演技で、本来の性格は真面目で大人しい感じです。

 その片鱗はドラ鳥、久中製薬でのビジネスシーンや、ガタリンピックのインタビュー、徐福さんから帰ってきた時の玄関のシーンなどでも推測できますね。あの驚き方は割と素だったと思いますw

 問題は苗字だけではなく名前。「幸」太郎は幸運の文字が入っていますが、10年前の名前も幸太郎だったのでしょうか?

 もし幸太郎という名前のままだったら、さくらが記憶を取り戻した時に苗字には反応しなくても、名前に反応する可能性がありますからね。

 もしかしたらただの「太郎」だったのかも。不幸なさくらのために名前を変えて「持っている男」になったと思うと、なかなかすげぇw

 

天才か努力の人か

 さくらが全てを持っていて、運だけを持っていなかった女だとしたら、乾くんは全てを持っていなくて、運だけは持っていた男かもしれません。

 作中の彼は作詞・作曲、演奏?などの音楽関連を一人でこなし、営業・根回し、企画プロデュースを全て高次元で実現させる、ゆうぎりにも負けない究極超人です。             (To my Dearestは一晩でとか神かな?)

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ロメロかわいい

 でもデザイン系のセンスだけは壊滅的に無い様子w

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 たぶん私といい勝負!

 なのにメイクのセンスはあるってどうなんでしょう?メイクはデザインセンスとは関係ないのかしら?おっさん化粧したことないから分からんすw

 ただ、それが天賦のものなのか、血のにじむような努力の結果なのかは分かりません。

 彼がさくらの死後10年間をどのように過ごしていたにしろ、正直10年でどうにかなるレベルのスキルじゃないと思うんですよね。

 まあ、アニメですから「10年死にもの狂いで体得しました」と言われたら納得するしかないんですけどw

  ほ、ほら、世の中には筋トレだけでワンパン最強男もいますし、ね?(震え声)

 でも間違いなく高校生の乾くんにはそのスキルが全てある訳がないですから、その後に習得していったんでしょうなぁ。

 あとこの辺も実は巽幸太郎が宮野さんで良かったな~って思う部分があるんです。

 (あくまでも個人の勝手な妄想です)宮野さんって表面こそ面白いですけど、すごく真面目で必死で鍛錬を積んで、裏でものすごく気を使って努力している良い人なイメージがあります

 そういう部分がすごく巽幸太郎にリンクしているなぁ、と勝手に妄想しております。

 え~、ファンの方に「てめぇ!にわかハゲがマモちゃんのこと知ったような口利いてんじゃねえぞ!ハゲ!」と怒られたら消しますw

 

徐福とゆうぎりと巽とたえ

 書くと思った?w残念、次回ちゃんでした~w

 ……いえね、私のブログをある程度読んでくれた人からしたら、絶対に理解してくれると思うでしょうけど、間違いなくこれ書き始めたらありえん膨大な文章量になるって分かるでしょ?^^;

 ただでさえ結構書いているので、この辺の内容は徐福さん回で書こうと思います。

 

 以上、巽幸太郎についてでした。

 もし他にも何か思いついたら加筆修正するかもしれません。