めっちゃ早口で言ってそうなブログ

アニメを語りたいおっさんが、誰にも頼まれないのに勝手に深掘りしている(気になる)ブログです。

おっさん 『I♡HIPHOP SAGA』を語る Aパート

  このアニメ、作画も音楽もやべぇ…っ!!と思わせた伝説回。

 1番話題になったと思われるゾンサガ第2話を細か~く見ていきましょう。

 基本は放送版準拠で、円盤で修正されている場所などがあればそちらも指摘していけたらいいなと思っております。(……スクショ撮れねぇ……。)

 

 前回と同じようにタイムコードに沿ってスタート!

 

第2話 『I♡HIP HOP SAGA』

 

アバン

 前回のゾンビランドサガは!

 希望と夢に胸を膨らませた高校生の私、源さくら!

 ある朝、不慮の事故で突然死んじゃった。

 悲しみっ!と思ったらグッモーニン!なんで、なんで?!

 怖いのに追っかけられるし、警官に撃たれるし、変な人にアイドルになって佐賀救えって言われるし。

 ……って私、ゾンビなの?!もう全部がハッチャメチャ!

 これからいったいどうなっちゃうの?!

 まだウザさは控え目ですねw

 ちなみに1話の次回予告も今回も唐津弁抑え目。というか標準語。

 

 さて、本編は地下室スタート。

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00:46

  巽が入ってきた時の3人の振り向きのタイミングがみんなバラバラなのが細かくて良い。

 さくら 顔を先に動かしてから目

 愛   顔と目が同時

 サキ  目が先で後から顔

 こういう細かい所で性格や個性が出るなぁと思いますね。

 

【5月20日訂正

そして少し気になったセリフ

 01:21 巽「お前たちの伝説的な感情生かして、佐賀を一世風靡するんじゃ~~い!」

 伝説的な感情

 佐賀一世風靡

 この場合の「を」は佐賀の中を一世風靡するのか、佐賀「で」全国を一世風靡するのか分かりにくいかな?

 ローカルアイドルとしての仕事なら、佐賀内だけを一世風靡すればいい、と巽は考えているわけでもなさそうだから、この場合は「で」か「から」の方が良かったのでは?

 まあ、それよりも気になるのは「感情」ですよね。

 容姿でもパフォーマンスでもスペックでもなく、伝説的な感情。なんだろう?

 一定の共通点なら「夢半ばで死んだ後悔・無念」だけど、それを生かすって難しいし、そもそもサキ・ゆうぎき・リリィは後悔してないしなぁw

 この辺は今後の考察ポイントかなぁ……。(書いたら間違いなく長文決定w)

 この一連の文章は撤回します

 コメントでご指摘いただいたので確認してみたら、感情ではなく感じをの方が正しいです。

 つまり単なる巽特有の伝説的な感じというふわっとした表現だっただけでしたw

 はぁ、勘違い恥ずかしorz

 

OP

 基本的にOP・EDは解説カットですが、さすがにOP初登場という事で少し触れます。

 いやぁ、これは驚いたと同時にハマった。

 1話ですら方向性がよく分からなくて困惑してたのに、このOPですよ。

 曲はめちゃくちゃカッコいいのに、え?これアニメに合ってるの?!合ってる内容のアニメなの?!

 もうこちらは大混乱w

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 ただ、今思い返せば(過去に)囚われ堕ちてゆくさくらを6人が救う話と考えれば、一応合ってるとも言えるかなw

 

シーン1 地下室~巽幸太郎の話

 意識が戻ったさくら以外のフランシュシュメンバー全員が初めて巽とちゃんと会うシーン。まだまだお互いに疑心暗鬼で視線が交わる事はないです。

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03:06

 このシーンでも愛はものすごく眼球だけで見てますよね。

 一つは彼女の警戒心の強さの表れ。そしてもう一つは、視力の良い人って割と眼球メインでものを見る印象があります。(ただしギョロギョロすると印象が悪い欠点)

 眼球の筋肉を良く使うから、視力が悪くなりにくい、みたいな?

 あと、運動神経が良くダンスが得意な彼女は、顔の方向と目の方向を別にするのが得意なんでしょう。

 ちなみに私は苦手。顔全体で見ちゃうタイプ。そして当然目も悪いし運動神経も悪いw

 それが10話の「動体視力」に繋がってるのなら、作画レベルで10話の伏線を張ってたという超高度テク。

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04:15

 やはりここの「はい、この様にゾンビィ、メチャメチャにされまーす。」の時のさくらの表情を見ると、2話のさくらはゾンビィ映画観たことない反応っぽくないですか?

 基本ゾンビ映画ってゾンビィと戦う内容ばっかりだから、生前のさくらが数本しか見たことがないとしても、ゾンビィが人間と会ったらどうなるかくらい分かるでしょう。

 実際、生前の記憶がある他の5人は特に過剰反応してる様子もないですからね。

 

04:22

 ここからの愛と巽のやりとり面白いですよねw

 しかしよく愛はウザMAXの巽の煽りにキレずに会話できたなぁ、と感心するわ。

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 愛ってすごく理性的で、我慢強い性格だと思いません?

 フランシュシュの活動に否定的だった時もキレはしなかったし、純子との対立も怒鳴ったりもしなかった。言葉で伝えようとする努力はかならず怠らない、そして極力相手の言葉を聞こうとする誠実な性格だと思う。

 「私たちがゾンビだという事は分かった。」

 わかるのか。すげぇな……w

 「でもアイドルをやる理由は分からない。」

 ここです。

 理由を求めているのが愛ちゃんらしい。(愛らしいと書くと別の意味なっちゃうw)

 え?5話?w

 サガジェンヌの時は理不尽だからキレた。あれは謎のウザがらみだからw

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05:59

 ここでもサキ・ゆうぎり・リリィは顔を動かしたけど、愛は眼だけでさくらを見ている。ただ、今回は珍しく純子も眼だけですが。

 

シーン2 さくらのレッスン~寝室

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 (↑このリリィすら伏線だったとは…っ!!)

 これはこのシーンだけに限らずですが、私がゾンサガ全体を見ていて思ったのが、コンテもスタッフも果敢に鏡面絵に挑戦する作品だなぁ、でした。

 絵を描く人なら分かると思いますけど、鏡に映る絵ってものすごく緻密に考えて描かないと、実際と鏡像との整合性がおかしくなりやすいんですよね。

 このシーンでもちゃんと純子の傷の向きが反対になってましたし、リリィの心臓の位置も正しい。リリィのスリッパの模様なんか、ちゃんと鏡では見えて実像では見えない、という再現度。

 これらは裏返せば原画スタッフのデッサンレベルの高さを示している訳です。うん、さすがMAPPAだなぁ、と思った瞬間でした。

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07:58

 ここの本渡さんの本当に枕に顔を埋めているような口の動き切らない演技、すごいなぁと思いましたね。

 ディレクション無しでこれナチュラルにやってたらプロですわ。(プロです)

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08:21

 ここは初代バイオハザード1の流れ、映像含めてのオマージュでしょう。

 ゲーム開始直後、館の正面玄関から出ようとするとゾンビィ犬(ケルベロス)に襲われてこんな感じの映像になりますね。

 その後のミニロメロの絵はとってもかわいいw

 

第2話 Aパート アイキャッチ

http://livedoor.blogimg.jp/taro_abcd-ugikkq6i/imgs/4/7/47d83bd8.jpg

 佐賀県は北海道に次ぐ全国2位の玉ねぎの産地。春~秋だけなら1位だとか。

 料理人に聞いたら、生で食べるのに向いている味だそうです。

 硫化アリルの効果で血液サラサラ……これ、ゾンビィに効くのん?w

 心臓止まってるからサラサラ関係なくない?

 あ、でも肌からの吸収がすごいから、スライスをパックにしたら効果すごいのかな?w

 でもポロリした時に血がポタポタ落ちるようになったらヤだなぁw

 

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