めっちゃ早口で言ってそうなブログ

アニメを語りたいおっさんが、誰にも頼まれないのに勝手に深掘りしている(気になる)ブログです。

劇場版ゾンビランドサガを勝手に考えている おっさん

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 ゆうぎり回は劇場版でいいんじゃね?

 というのを思いついたからって勝手に妄想を書きだすおっさんは最高にキモいね♡チラシの裏にでも書いとけ

 でも今回はゆうぎり設定の更なる掘り下げをしているので、まあ読んでってよw

 

 さて、ゆうぎり回は基本的に過去の話がメインになるので、アニメでやるにしても結構異質な回になってしまう気がします。

 アイドルとしてのフランシュシュが薄くなると、どうしても視聴者が付いてこれない部分があるのです。(実際10~11話は若干不評っぽかったし。)

 しかもインタビューで言ってましたが、1話でまとめられずに2話くらいかかってしまうとか。

 

 ゆうぎり回はどうしても徐福と不老不死、つまりはゾンビィ生成にまつわる、世界観の根幹に関わる大切な部分になっちゃうよね。

 でもそれはストーリーの根幹に関わるわけではなく、世界設定の根幹だから、別にアニメでやる必要性は薄い気がする。

 ゾンサガの根幹はあくまでも佐賀の再興とフランシュシュの活躍であって欲しいし。

 という事で、それを一気に60分くらいの劇場版にしてしまうというのはどうだろうか?(アニメ尺なら3話弱くらい)

 そうすれば、かなりしっかりと徐福伝説の説明から、佐賀(鍋島)藩と明治維新関連を説明できる上に、劇場版としての必要性が十分に出るかと。

 ついでに当時の遊郭の文化まで詳しく紹介してR15映画にしてしまえばいいw

 ……いやいやイカン!ゾンサガは大人から子供まで観れる作品じゃなきゃダメだ!(正気に戻る)

 

 問題はゆうぎり以外のフランシュシュメンバーの存在感が無くなる。無理やり出そうとすると回想~現在~回想~現在の往復になって話に集中出来ない気がする。

 ……ピコーン?!(余計なこと閃いた!)

 いっそのこと、フランシュシュがタイムスリップして現場で歴史の証人になっちゃえば解決するんじゃ?w

 いけるいける!ゾンビィやけんタイムスリップくらい余裕!(笑)

 そしてフランシュシュメンバーはあの維新まつりの服が見れる!

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 この衣装イラストめっちゃ好きなのよねぇ…

 タイムスリップするメンバーにゆうぎり・徐福は除いて、その二人は当時の本人でいいでしょう。

 もし巽も不老不死だとしたら、巽もタイムスリップしないで、維新時代の着物の巽がいればいい。そうすればあの6話の歌舞伎の真似も、当時本物を見てたから、という伏線扱いに出来る!

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 ↑古典芸能に詳しい人が「無駄にうめぇwww」と呆れるレベルの上手さ

 それはさておき……

素朴な設定の疑問

 これはゆうぎりの設定考察で(私の知識不足で)掘り下げきれなかった部分でもあるんだけど、彼女の素性・来歴はほぼ不明なんだよねぇ。

 以前の考察通り「伝説の花魁であり、島原にいて壬生浪士組を知ってる」という事は、京都の島原にいたと思います。

 話はちょっと逸れますけど、現在の長崎県島原ではないと思います。1637年の天草四郎の乱で有名な島原ですけど、拠点となったのは当時の肥前なんですけどね。徐福が「元祖ゾンビ村、肥前夢街道プロジェクト」と言ってた肥前です。

 京都島原だとしても、実は1851年の大火で焼失してるらしいのよね。(あとで調べて知った)

 という事は、ゆうぎりの生まれる(1863)前に島原は焼失してしまっているのです。(ほとんどは祇園に移転)

 揚屋町という島原の一部は焼け残って営業してたらしいのですが、そうなるとゆうぎりはそこで働いていた事になります。

 しかしそれだと最盛期という感じではないですね。

 

 そしてもう一つ気になるセリフ。

 「島原に居たころのお得意さんでありんした」

 という事は、当然居なかった頃もあったんですよね。

 もちろん、それ自体は不思議ではないです。遊郭なんて基本的には地方から売られた人がほとんどで、遊郭生まれの生粋の遊女なんてそんなにいません。

 そうなると、そもそも出身はどこなのか?という疑問が当然出てくるわけです。

 廓詞(くるわことば)は人造方言みたいなもので、記録では江戸吉原を中心に使われた「出身地を隠すための業界用語」みたいなもの。一説には京都訛りがさらに変わったものだそうで。

 つまりゆうぎりの出生地を特定できない。逆に言えばどこでも可能性はあるって事。

 愛は「佐賀出身じゃない」事が確定してますが、ゆうぎりは確定してないんです。(純子もたぶん佐賀出身ではない)

 もしかしたら、唐津藩佐賀藩あたり出身の可能性もゼロではない訳で。

 ただ、もしゆうぎりが生粋の京都人だとすれば、もしかしたら嵯峨野出身かもしれませんが。(京都人からすれば嵯峨野は京都じゃないのかもw)

 もし嵯峨と佐賀をゆうぎりが勘違いしてたら面白いですなぁ。

 当時の日本人で日本の全体像を把握してた人なんてごく一部ですから、巽に「佐賀を救うんじゃい!」と言われて(はぁ、嵯峨がそんな大仰な事になってるんでありんすか……)とゆうぎりが思ってたりしたら面白い。

 島原には西郷さんや板垣さんも出入りしてたという事なので、維新以降の明治新政府との絡みも 十分にあるでしょう。

 ただ、やはり政治の本拠地は東京・江戸に移動してしまっているので、ゆうぎりも東京・吉原に移動した可能性も捨てきれません。

 

 このようにゆうぎりは設定に不明瞭な点が多いんですが、逆に言えばいくらでも話を広げられる可能性があるという事!

 歴史秘話をめぐる感動超大作に化ける可能性も十分にあるわけでw

 維新の裏に暗躍したゆうぎりの裏で暗躍したフランシュシュの話なんてのも面白そうだなぁw

 

  

 ……うん、ごめんね。これ全部おっさんの妄想なんだ(´・ω・`)

 なんか今度のアルピノで新情報が出るかも?という噂を聞いたパッションでおっさんから先走っちゃった脳汁なんだ。

 だから気にしないで明日からまた強く生きて欲しい。(どういう〆かただ)