おっさん 『君の心にナイスバード SAGA』を語る Aパート
色々話題になった第5話。
A・Bパートがはっきり分かれていて、ドラ鳥回とガタリンピック回となっています。
まずは前半。アニメの禁じ手祭り。
ドライブイン鳥の方を細かく見ていきましょうw
第5話 『君の心にナイスバード SAGA』
アバン
前回のゾンビランドサガは!
たいした活躍もしてないのに活動資金が無くなっちゃった私たち…
そんな時 初めて営業の仕事が入ったの。
営業先はなんと温泉!
のんびり観光しちゃったりして なんだかウッキウキ!
ライブも上手くいって舞い上がった私たちは
乙女心を抑えきれずに 禁止されていた温泉にダイブ!
しかもゾンビ丸出しで旅館を爆走!
タイアップのチャンスをおじゃんにしちゃいました!
さくら大失敗! ごめ~んちゃい!
だいぶウザくなってまいりましたw
てか、脚本の人は何を目指してこういう方向性のアバンにしたんでしょうねぇ……
さくらが調子にのっていく過程を表現したかったとか?
前回の次回予告でやきう回になる?!と思った人もいるでしょうが、全くなりませんでした。
って言うか、ただの暴力の応酬w
ここの描写に意味があるのかと気にする人もいるかもしれませんが、これは単なるギャグ表現として見るべきでしょう。他話にも似たような表現が出てくれば話は別でしょうが。
とは言え、巽も先日の温泉事件はかなり腹が立っているようですね。
責められた時の反応がそれぞれで面白いですね。
純子(すみません…約束を破ったばっかりに…)
さくら(あ~、まだそれ言うんだ…)
愛(いや、アタシ関係ないし)
サキ(うっせえなぁ、グラサンのくせに)
って感じでしょうかw
巽の「仕事取ってきました」に反応する純子とさくら、でもよく見ると一応眉毛だけ反応している愛。
巽「今日から始める知名度アップ作戦!(にゃんちゅう?)」
この回から宮野さんが妙なモノマネっぽい事を始めたりしますねw
今までただでさえフリーダムな宮野さんがもう、どうしようもなくなりますw
そして明かされる超有名企業!
↑夜中に見ると胃がヤバい
今となってはゾンビィなら死ぬまでに一度、いや死んでも一度は行きたい聖地ドライブイン鳥ですが、
初めて見た時は「…は?」と思いましたw
きっと世界がは?ってなったと思います。
いやぁ、超ローカルCMで県内に2店舗しかないなんて、どんだけピンポイントのタイアップなのよw(現在は福岡に1店舗増えて合計3店舗)
↑実はリリィだけは佐賀出身だからドラ鳥を知っている顔。
ただ、反応は(なんでそこなんだよ…)って顔ですがw
さくらも生前の記憶があれば同じような反応だったんでしょうなぁ。
ちなみに純子は本気で(どこですか、それ…)って思ってる顔。
そしてサキが立ち上がった瞬間にさくらと愛が、一度目を伏せてから見ているのが細かい。
OP
シーン1 地下室からドライブイン鳥へ
CM明けの衝撃。どうみても実写加工です、本当にありがとうございました。
いやいや、アニメでそれやる?w
写真取り込みで背景加工は今日日珍しくも無いですが、動画丸々実写加工。しかも雑なモザイクタイルw
しかもこれ、youtubeにアップされてる公式CMでもない内輪ウケ動画。
ちなみに放送前、再生数8千くらいだったこの動画、現在見たら32万再生になってますねw たしか放送直後に一瞬で8万突破してました。
そりゃ世界中からアクセス殺到したらしいですから。
そのあとサキが「お前ら全員佐賀失格だ!」と言ってましたけど、そういうローカルCMってありますよね。そこの県民しか知らないローカルCM。
そしてこの↑温度差である。
それぞれの表情がすごく個性を出していて個人的には好きなシーン。
やっぱりゆうぎりさんは素直に受け入れるしかない表情。ゾンサガはこういう何気ない細かい表情がしっかり個性を反映してるから良い。
反則その2。まさかの本人&本人。
実在の人を登用するのはまぁアリとして、まさかCV:本人をやるとは思いませんでした!しかもセリフ量多い!w
普通素人呼ぶんだから一言だけでしょ?!よく社長OK出しましたね!
ここのシーン、みんなの表情がしっかりと驚き→呆れに変わっていくのが良い。
あとリリィが「うっさ…」って言う前に、リリィだけ一瞬笑顔↑というか普通の営業表情で前を向いた後に下を向いて言ってるんですよね。クライアントの前では笑顔を崩さない子役の鏡w
そして社長が喋り始めるとワンテンポ遅れて顔を正面に戻す描写もしっかりある。よか。
そしてネタは天丼だけど、絵は使い回しじゃない!!細かく表情が違うのを比べてみると面白いですよw
そしてこのシーン、たえちゃんがヨダレダラダラです。
消化液の分泌があるという事は、やっぱある程度代謝などの体液循環はあるんでしょうかねぇ?
唾液が出るなら汗も普通にかいてもおかしくないです。
このシーン、たぶん後ろの声は全部アドリブでしょうね。
聞き取れる限り書き起こしてみました。
サキ「お、これいい感じやけん」
リリィ「あ~、それリリィ育ててたのに!」
↑たぶんここまで台本
サキ「ああん?!なんだとチンチクゥ。」
愛「だからぁ、そこ取っちゃって、コゲてるから」
リリィ「リリィが〇〇〇〇いいんだもん!」
サキ「おいホラちんちく、これホイ」
リリィ「やだ!サキちゃんも~!!」
聞き取れない部分もありますがだいたいこんな感じ。もし、もっと正確に聞き取れた人がいましたらコメントお願いします!
つまり、ほとんどがサキとリリィの会話。
第8話のアドリブといい、サキちゃんリリィ大好きだよねw田野アサミさんがリリィ好きなのかもしれませんが。
愛とさくらはほとんどアドリブに入れてませんが、さすがにこの二人の掛け合いには入れないだろうなぁw
いともたやすく行われるえげつない行為 D4C
いや、まさかアゴクイネタが話数またいで天丼される上に、相手が男な上に、実在人物の実在ボイスだなんて。
反則禁じ手、ここに極まれり。
なるほど、このゾンビランドサガというアニメ、笑いのためなら手段を厭わない覚悟があると見たっ!!w
ほんと、社長さんよく台本OK出したなぁ。社員に後でなんか言われなかったのか心配です。凱旋ライブには是非登場して欲しいですなぁ。
シーン2 CM撮影
反則その3
なんでわざわざ腋毛をしっかり描いたんですかねぇ(呆れ
このキャラいいよね。カットの後の「シャーーーッス!!」大好き。
リリィの「ゆぎりんかわい~!」の後のゆうぎりの振り返り。ぜひスローで見てみてください。めっちゃ色気あります。
それにしても、なぜゆうぎりにひよこの方を着せたのか。センスありますなぁw
てか、10話といい、なにげにゆうぎりは優遇されていると思う。
そして雑すぎる撮影メモボードw
もうちょっとほら、なんか情報あるでしょ?wどんだけやっつけ撮影なのよ?
そして「巻きで」と書かれているのも撮影費用を抑えるためで「私語厳禁!!」と書かれているのは音声収録無しという意味でしょうなぁ。
みなさんが見ているドラマなどの野外映像。
実は音声は後日スタジオ収録してるのが普通なんですよ。現場ではもちろん生の演技をするのですが、カメラのアングルなどの理由で音声マイクが着けられない、集音マイクが近くに置けないなどの事情が多々あります。
なので、エアマイク(集音マイク)で現場の演技を録っておきながら、それを聞きつつ映像を見つつ、後日スタジオでしっかりと同じ演技を録音してから空間エフェクトをかけて映像に合わせる編集をするのが普通なんです。
エアマイクだと機材の音やスタッフの喋り声とか普通に入っちゃいますからね。
つまり私語厳禁とはスタジオ収録無しの一発撮りという事です。もちろんその方が撮影費用が安くなりますからね!
まぁ、ローカルCMにありがちなんですけどwカメラも固定1台だけだし、さもありなん。
この辺のリアリティが、逆にフランシュシュの初仕事がやっすいローカル仕事だというロコドル特有の事情っぽくて良いです。
ちゃんと愛がたえちゃんの頭を手で下げさせてるのが細かいねw
さくら「じゃ、じゃあたえちゃん!最後のコケコッコーだけ一緒に言おっか?」
このセリフ、凄く好きなんですよね。さくらのたえちゃんに対する姿勢と、彼女の性格・人格が凝縮されてる一言。
子どもに向き合う時と同じで、頭ごなしにお前はダメだから黙ってろ、とは言わず、その子が出来る事を提案してあげて、一緒にやってる感をしっかりあげる。これが瞬時にできるとは、さくら、いいお母さんになれますぞ!って感じ。地頭の良さがにじむ瞬間でもあります。
↑そして期待される以上を返してくるプロの鏡、山田たえ、というか三石琴乃さんw
いや、すげぇわ。最初普通にサウンドライブラリかと思った。
さすが伝説の声優はレベルが違うわ!
それにしても一言目がくしゃみで、二言目がニワトリってwww
ここ、思いっきり純子って言っちゃってますねw
いやいや、人前でバレないように4号言うように決めたのお前やろがい!とw
けっこうガバガバなんだね、仕方ないね。
これは台本のミスと取るべきか、巽のミスと取るべきか迷います。
もし台本のミスでも声優さんが収録の時に気付いて「ここ、こういう言い方の方が正しくないですか?」みたいな修正もあるんですよね。
純子「またTシャツ…」
ここ、アドリブなのかどうなのか?完全に純子の口は写らないアングルなんですよね。
もしネタとしてしっかり立たせるなら、純子がTシャツ手にがっくりしてる絵を入れると思うんですよ。
もし河瀬茉希さんのアドリブなら、前の「Tシャツ以外で初めて着る~」のセリフを上手く踏襲した高度なアドリブだと思います。
そしてここで巽がドラ鳥Tシャツを見ているアングル。
この瞬間に彼の脳内で(オリジナルTシャツか…これはアリだな…!)とアイディアが閃いたカットですね。
これがBパートのゴミみたいにダサいTシャツにつながるわけです。
そしてここでサガジン編集部、大古場新太が初登場となります。
どうやら純子に関わるキーマンのようですが、結局最後まで深くは関わらず。しかし間違いなく2期での重要な位置に来ると思われます。
しかし、恐らく純子が生きていれば54歳であるように、大古場さんも年齢としては近い者があります。
だから芸能記者としての彼ではなく、リアルタイムで純子のファンだった可能性の方が強いですねw
第5話 Aパート アイキャッチ
牧のうどん
公式HP 福岡 釜揚げ牧のうどん
ドラ鳥だけでなく、同じくローカルソウルフードの店をぶっこむ姿勢。嫌いじゃない。(つまり好き)
と言うか、私がウドンスキーなので興味がすごくあるだけですがw
ちなみにコミカライズ版ゾンサガでは、巽がしっかりと現地で食べて食レポ?を行ってますので、是非とも読んでみてください。
それでは若干の余談↓を入れつつ、後半ガタリンピック回に行きましょう!
余談という名のダイマ
ちなみにネットで買えるドラ鳥商品は鳥めしの素・鳥スープの2つだけですが、当然私はどちらも試しておりますw
(amazonでも買えますが、異様に高くなります)
結論から言うと、どっちもけっこう美味かった!
そしてレトルト・インスタントでこんだけ美味いなら、実際に店で食ったらどんだけ美味いんだ?!という期待が湧きましたね。
ただし、鳥めし1袋648円、鳥スープも1袋180円以上と破格の高さ。
類似市販商品の倍近い値段です。もう少し気軽に買える値段だったら普通に常用するんだけどなぁ……。
勘違いしないように一応書いておくと、ゾンサガ絡みで値を釣り上げてるとか、そういう事ではないです。商品は以前からありましたし。
真剣に味を追求した結果、この定価になっただけなのです。
実在店の名を冠した商品レトルト・インスタントの特徴でもあるんですけど、
安くしようとして味を落とすと、実店舗の味を知らない人が食べて(こんなもんなんだ?)と思い込まれて、
いざ実店舗を見た時にその時の味が頭をよぎって(まぁ…いっか…)ってなるのが一番もったいない。
だったら高くてもちゃんとお店の味に近くして、興味を深めてもらう方がよっぽど経営戦略的には正しいと思うんですよね。
まあ、もしご興味がございましたら、ぜひ買ってみてくださいw