おっさん 『だってセンチメンタル SAGA』を語る Aパート
おっさんだってセンチメンタル。(殴打)
さて、ゾンビランドサガ折り返し地点の6~7話に入ってきました。
純子の性格や過去が明らかになり始める第6話を観ていきましょう。
先に言っとくけど、今回Aパートが14:50もあるから、文章もめっちゃ長いからね?w
第6話 『だってセンチメンタル SAGA』
アバン
前回のゾンビランドサガは!
初めての営業で失敗しちゃった私たちに舞い込んだビッグチャンス!
活動資金と知名度ゲットのため、ドラ鳥CMに出演した私たちは、頑張って頑張ってニワトリになれたの。
そんでもって、さらに知名度を上げるため、ガタリンピックに出場した私たちは頑張って頑張って泥の味も覚えたよ!
ニワトリと泥んこ、どっちもアイドルにはマストだもんね!
きっとフランシュシュの名前も広まったはず…
って、アレ…?本当にこれで良かったんだっけ?
いいんだよね?!大丈夫だよね?!
なにげに結構なセリフ量です。何を言ってるのかはよく分かりませんがw
さりげなく4話にも言及してるあたり、原稿が上手いですね。
…あれ?あんまりウザくない!w
なんかもう……
なんかもう…
「時代に迎合しない」ってレベルじゃねーぞ!!
って感じのホームページですが、嫌いじゃないですw
昨今こんな軽そうなHPなんて、フランシュシュか阿部寛のホームページか?!ってなもんですw
このあふれる90年代後半感。
2000年以降生まれの人はこんなページ見たことすらないんじゃないでしょうかw
でも地味にyoutubeが埋め込んであったりと、技術的にはそれなりにあるんでしょうねぇ。無いのはセンスだけでw
絶対HP開いたら、チープなMIDIで目覚めリターナーが流れそうw
…いや、それはそれで聞きたいけど!
ちなみに巽(乾)がさくらと同い年だとすると、1991年生まれとして、Windows95が出た辺りはまだ4~5歳。
高2の時には2008年な訳ですから、中学生でパソコンを使い始めたとしても最低でもXPでしょう。(さくらのノートもXP)
さすがにこれ系(手書きHTML)のHPはだいぶ減ってきた時代です。
むしろFLASH黄金期です。(懐かしくて死にそう)
巽もそういうページは見る機会はあんまりなさそうなんですけど……
やっぱ致命的にデザインセンスが無いんでしょうねぇ(諦め
一方、フランシュシュの練習風景。
サキの手が完全にパンチの態勢w
残像が出るレベルの速さw(ホントに一瞬出ます)
でもこれがモーションアクターの方にもちょっと反映されてるのがすごいですよね。
ものすごく細かい個人的な要望を言うとすると…
このシーン、単純に原画上同じタイミングで書かれていた純愛を、撮影側で単純にズラしてるだけなんですよね。
もうちょっと手書きレベルで微妙なズレにして欲しかったなぁ、という無責任な願望ですw
いや、そうしないと純子がダンスが苦手じゃなくてリズム音痴な子っぽく見えちゃうのでw
彼女は単に16ビート以降の音楽に慣れてないだけで、リズム感自体は良いはずなんです!やればできる子なんです!w
愛に「大丈夫、私がフォローする」と言われた時の純子の表情。
初めて見る時には的確に理解はできませんが、第7話まで観た後に見返すと、その表情の複雑さが分かるでしょう。
生きていた時にはソロで完璧を求められていた純子からすれば、愛のフォローするという言葉は「あなたは未熟だ」という意味としか受けられないでしょう。今はまだね。
それに反発したくても、現に自分が完璧に踊れてないのも事実だから、そこが悔しくて…みたいな表情です。生前の純子はそれを猛特訓で乗り越えて来たんでしょう。
この段階で彼女は自分のパフォーマンスが商品としての基準に達していないと自覚したわけです。
01:23あたりから巽が「今回はお前らが引っ張れ」と純愛に言っています。
これはチームの強みを大切にしている巽からすれば、最もハイスペックであるはずのツートップが機能していないフランシュシュを危惧しているんでしょうね。
二人とも第2~4話の嫌がってる時期から比べれば、だいぶ前向きにはなってますしフランシュシュにも馴染んできましたけど、巽の期待している本来の役目は果たしてない訳です。
さくらは「追いつめられた時にこそ真価を発揮する」と思っている巽からすれば、逆に言えば平常時は大したことないと認めてる訳でw
(普段へっぽこ、ピンチで覚醒。うん少年漫画の主人公体質か。)
そうなると、平常時に高スペックを誇る両脇でしっかり固めたかったのでしょう。
少なくとも、どんなトラブルがあったとしても純愛が崩壊してなければ、ステージが崩壊する事は無いでしょう。(物理的には崩壊する)
そんな二人に自覚を持たせるための曲、ステージを用意した巽、マジ有能。
それにしても気になるのが、背景のボード。
これ、本当にフランシュシュのカリキュラムなんでしょうか?
月曜日から日曜日まで9時スタート21時エンドの1日12時間あるのは、ゾンビィ死なない理論でいいとしても(良くない)書き方がなんか不自然なんですよね。
「~コース」
「~クラス」
「~トレーニング」
表記もバラバラだし、内容も不自然。
KIDSコースなんてリリィの個人レッスンですか?w
てか体験レッスンAとか、何を体験させるつもりなんですかねぇ?(ゲス顔)
コースはやる事を目的とした編成ですね。
ソングコースだったら、歌を目的として編成される枠です。その中でどんなジャンルの歌をやるのかはその時による。
クラスは編成ありき、からのレッスンです。
ヒップホップクラスなら、ヒップホップだけをやる目的です。踊りを目的にするならダンスコースと書くはずですね。
トレーニングなんてただの方法論の部分であって、ましてチアダンスなんてもう、限定特化しすぎw
たった7人しかいないフランシュシュで、個別にやる意味もないし意義も無い。
まあダンス得意組と苦手組、歌上手い組と下手組、みたいな特化レッスンは必要かもしれませんが。
なんにせよ、とにかく不自然。
なんかこれを見る限り、普通にレッスンスタジオのスケジュールっぽいんですよ。
という事は、このスタジオ。普段は貸しスタジオとして普通にレンタルしてたりするのかしら?
だから、講師は講師で別にいて、生徒も外から来る。
巽が営業などもしている事を考えれば、スケジュール全部を巽が講師としてやっているはずも無くw(というか昼休みすら無い)
フランシュシュの練習時間って、実はスケジュールの空白枠部分なんじゃないでしょうか?w
一般人に鉢合わせしないように調整しながら動いて、空いた時間のスタジオを有効活用してる感じ。
それならゾンビィだから何となく夜、ではなくて、一番有効活用できるのが21時以降の夜中、と言うのも納得できます。
そしてそのレンタルが巽の収入源の一部になっていると考えれば納得がいくかな。
まあ、あの屋敷に不特定多数が出入りしているって状況は馴染みませんがw
そういやアイドルアニメにありがちな、歌は下手設定のキャラいないなぁ…。
普通ならサキがそれに相当するんでしょうが、なんせ田野アサミさんが上手すぎるw
必死な表情のさくら・サキ・純子に対して、愛は笑顔で踊ってますね。
つまりこの程度のダンス、愛にはカンタンだしすぐに全体を覚えて、みんなのお手本が出来るくらいだというわけです。
まあ、それはともかく、気になるのがアバンで全く描写されないゆうぎりとリリィですよ。(ゆうぎりの太ももは出てた。リリィは壁際にはいた。)
彼女たちはどうだったんでしょう?
リリィに関しては第3話でどうしてもぶつかっちゃうという描写はありましたけど、それ以降全く困難そうな描写はありません。
ゆうぎりに至っては、全編通して一切の挫折描写が無い。やっぱフランシュシュで一番ハイスペックなのはゆうぎりなんだろうなあw
先ほどの巽の計画の中で、ゆうぎり、リリィの立ち位置ってなんなんだろうなぁ、とは思います。
OP
……アバンでどんだけ書いてるのよ
シーン1 入浴シーンと暗闇の部屋
誰も得しない巽の入浴シーンはさておきw
ちょっとした矛盾点?ミス?を1つ。
左ではノートPC。右ではタワー型なんです。
いやまぁ、どっちも持ってて使い分けてんだよ!って言われてばアッ、ハイ!ですけどw
でもさらに言わせてくれ!!
ケースの置いてある場所が
ディスプレイの左右逆なんですぅ!!
さすが敏腕P巽幸太郎、部屋の模様替えや掃除も頻繁にやるんですね!w
間違いは無かった。いいね?
アッ、ハイ。
違うんです!ちなうんです!
別に粗探ししたいわけじゃなくて、何十回も見てるうちに気になっちゃうだけなんですぅ!w
たえちゃんかわいい(小並感)
この時点のたえちゃんはどの程度の知能と認識だったんでしょうかね?
1回目はシャンプー→洗うもの→洗剤?と思ったのかも。
2回目は巽にこれじゃない、違う容器みたいな話を受けて、似たような容器の形の物を持ってきたんだろうねぇ。
しかも置いた後にちょっと控えめに見てるあたり、当たってるかどうか自信がなくて様子見してるんでしょうなぁ。
この一連のギャグが結果的には巽の風呂の時間を引き延ばして、さくら達を助けたわけで。
このページもしっかり書き込まれてますね。
それにしてもコンフリクト娘てwww
コンフリクトは対立とか衝突とか闘争という意味です。むしろ、よく10年もったなw
その下のアスフォルティッシモもなかなかの名前。強そう(小並感)
もしかして、コンフリクト→コンクリート アスフォルテ→アスファルトからの連想で作った?w
なんせ愛のアイアンフリルも硬そうですしw
ちょっと読みにくいですが、愛が佐賀イベントで検索してスクロールしている中に、ちゃんと「鯱の門ふれあいコンサート」のリンクがあります。
可能な限り書き起こしてみると
しゃちの門ふれあいコンサートが22日、佐賀城本丸歴史館で開かれた。約250人が訪れジャズの音色や出伊豆中学校吹奏楽部による演奏は…同コンサートは地元の有志が集まる鯱の門まつり実行委員会が主催しており、佐賀市が進め…
さて。ここでまた日付警察が出動ですw
はい。文章の通り、出伊豆中学校吹奏楽部と長谷津ジャズオーケストラは出演していますね。
ちなみに長谷津(はせつ)は、同MAPPAのユーリ!!! on Iceに登場する佐賀県の架空都市の名前。
で、今ふと気が付いたんだけど、トリオ・デア・ポ・ロンって、トリオでアポロン。
つまりMAPPAのデビュー作「坂道のアポロン」の主人公3人組の事なんでは?w
……って事は、出伊豆はDAYSか!!w
あ~くっそぅ!第2話の段階で気付いて書いておけばよかったwww
ま、それはともかく、書かれてる文章と出演してる人たちは一致しています。
しかし日付が「22日」なんですよ。
13日(金)ゲリラライブ~意識覚醒 14日(土)Aパート 昼よっか特訓~夜脱走 15日(日)Bパート 昼よかったい特訓~夕方「明日は本当に」 16日(月)鯱の門ふれあいコンサート こうならないとおかしくなるわけです。どうでしょう?
おっさん 『I♡HIPHOP SAGA』を語る Bパート - めっちゃ早口で言ってそうなブログ
私の考証だと15日か16日なんですね。
もちろん、地方の定期イベントなんてどうせ毎回似たような顔ぶれが出演してるんで吹奏楽部とジャズバンドはほぼ固定なんでしょうw(ひどい偏見…でもない)
だから別の月の22日イベントの過去記事かもしれないですね。どこにも第11回とは書いてないですし。
しかしここで思考停止したらおっさんがジジィになっちまう!(大差なし)
愛が入力した検索単語は[アイドル イベント 佐賀]なんですよ!
つまりページ内にアイドルに関する言及・単語が含まれてない限り、検索上位には出てきにくいんです。
という事は、ページ内にアイドルグループ「デス娘」or「グリーンフェイス」に関する言及がされてると見るべきでしょう。
しかも2018年4月22日はちゃんと日曜日なんです。
あれれぇ?
しかし、私の考証は発言を元に逆算しているので間違いはないはず……。
って言うか、1秒も映らない文字列にナンクセ付けんなって話ですよねwwwこまけぇこたぁいいんだよ!!
サキ「ぶっころすぞ!」
さくら「ほ~んと口悪いなぁ…」
この辺、さくらとサキの関係性の変化が見れて良いですね。
第2話では本気で怖がってて、第4話では「ええぇ…」とちょっと怖がってて、ここ第6話では単に呆れてるだけ。
要はサキのぶっころすは単なる口癖で、仲間に対して絶対に害意が無い事も分かってきたんだと思います。
そのうち「ぶっころすぞ」(気さくな挨拶)になるんでしょうw
「リリィは舞台挨拶で慣れてるから全然平気!」
さりげなくマウント取ってくるリリィw
まあ、ここまで天才子役設定をあんまり表に出せませんでしたからねぇ。
本来第4話のパフォーマンスだけでも天才っぷりが分かるんですが。
純子「そう簡単でもありません。」
それに対してやっぱり眼だけで見る愛。
二次創作の諸君、愛は視線だけで描くと愛らしくなるぞ!そういう洞察の深い二次創作は好き。
愛「分かるけど…昔と違ってそんなじっくりやってる余裕はないの。」
↑そしてこの顔である。
ここに関しては純子が何を思ったのか難しいところですね。
(BBAと申したか)
…まあ、これも少なからずあるとは思いますがw
後の時代遅れ発言や、浜辺での「おばさんですけどね」発言も、この時の影響は少なくないと思います。というか、ここで初めて純子は時代の違いを感じたんだろうなぁ。
と言うか、その時が昭和ではなく平成だと気づいたのがいつなのか気になるw
(そんな適当な時代になってるなんて…)
こっちの驚きの方が多いかな?
このゆうぎりの顔w
いやまぁ、あの当時の人としては歌舞伎全盛期で目も肥えていらっしゃるでしょうし、当時の名士に連れられて歌舞伎を見に行った事も何度もあるでしょう。
そんな彼女の目に、巽の大見栄はどう映ったのか?
……まぁ、表情が全てを物語ってますなw
しかし現在の演技的には宮野さんすごいです。よくアドリブで歌舞伎独特の発音の仕方を真似出来たなぁ、と思うくらいには。
それにしてもゆうぎりのおっぱいが凄い事になってます。
まあそれはともかく、ゆうぎりは足を組んでいる事が多いですね。
そもそもが「足を組むのはマナー違反」なんてのは、明治以降の西洋文化が勝手に言ってる事なので、ゆうぎりが知るはずも無し。
純子は清く正しいモデル座り。さくらは女の子座り。愛は就活生かな?って感じの真面目座り。サキはまぁ、サキなんでw
リリィ?女の子座りに決まってんだルォ?オオン?
理由なき暴力がさくらを襲う!
いや、これは割とマジで酷いw
ちなみにこのシーンの愛をコマ送りで見ると、一瞬ヤバい顔になってますw
本当はそこをスクショしようかと思ってたんですけど、あまりに酷いし、そこだけを見て作画崩壊だとのたまいたくないのでヤメましたw
動きのある動画として見れば、普通に必要な中割りなのですよ?
あと、この地下室シーンの原画さんが少しクセのある人ですね。悪いわけではないです。どっちかと言えば動画さんがちょっと…?
でも涙目さくらかわいい。あと鼻押さえて怒るところの本渡さんの演技上手い。
シーン2 ライブハウスGEILS~チェキ会
という訳でチェキ会じゃーーーい!
はい。という訳でチェキについて調べてみました。(そっちかよ)
富士フィルムさんの登録商標ですが、最近ではポラロイド系全般の呼称になってますね。
発売は1981年に設計されたインスタント写真システム「フォトラマ」を使って、外側をかわいらしくしたのがチェキ。発売は1999年。
という事は1997年没のサキも「チェキは」知らないはずなんですよね。
ちなみにポラロイドは米ポラロイド社のインスタントカメラですが、世界的に普及しすぎて固有名詞になっちゃったパターン。ファミコン的な。
日本に入ってきたのは1960年以降なので、64年生まれの純子はそちらの方で知っている、と。
第1話ぶりのGEILSさん。よく出禁になってなかったねw
いやまあ、あの程度で出禁にしてたらライブハウスなんかやってらないか。
ちなみに曲はなんとヨミガエレなんですよね。最後のポーズも一緒。
という事は、第6話制作の時点で最終回の曲が既に出来上がっていたんですね。
もっともインタビューを見る限り、アフレコよりも先に歌のレコーディングが終わってたそうなのでさもありなん。
生放送で追ってる側としては、このアウトロが最終話の曲だなんて分かるはずもないので、漠然と「なんかの曲の最後なんだろうなぁ」くらいにしか分かりませんでした。
楽器構成は共通なので、よく聞けば同じ曲だと気が付くでしょう。
しかし、第6話の段階で人前で披露できるレベルにヨミガエレが出来てたんですねぇ。
第10話アバンでもヨミガエレの練習はしてますが、恐らく完成度が段違いに上がってるんでしょう。
ヨミガエレは第2話でイントロだけ第6話でアウトロと、実はお話の初期からずっと存在してる曲です。
つまりは巽がさくらのために最初から作っていた曲なんですなぁ。
作曲順番としては
1:ヨミガエレ
2:目覚めRETURNER
3:アツクナレ
ですけど、最終話にようやく完成形が見れるヨミガエレかわいそうw
でもきっと最終話をもって、初めてさくらが本当の意味で蘇ったんでしょうな。
デスおじAが1号列に、Bが3号列にいますねw
もっとも二人とも別の時には別の列にいるので、基本フランシュシュ全体を好きな正しいおじなんです。
問題はデスおじAの目的が0号なのか1号なのか。
頭に2つもMが刺さってるw彼としては、もしかしたら第1話で強烈に襲ってきたたえちゃんにドキドキしてしまった可能性もありそうですなぁw
それにしてもこの図は分かりやすく3号・4号に人が多い…。
ええいっ!貴様らっ!サ…2号の良さが分からんとはっ!!ww
しかし絵で見る範囲で傾向を出してるのが、愛には女性ファンが、サキにはおばさんが来てるんですよね。
うん、分かる気がするなぁ。愛・サキは女性受け良さそう。サキは特におじいちゃんおばあちゃんに好かれる元気な孫っぽい雰囲気あるもんなぁw
……そっかおっさん、もうじいちゃんやったんか……orz
デスおじBが幸せそうで何よりです。
ちなみにこれ、3号だから指3本かと思いきや、全くそうではない!!
よく見るとほぼ全員が3本ピースやってるんですよ!!
え?佐賀だとピースって3本でやるんですか?
「ステージの上からファンを魅了するのがアイドルです!これのどこにアイドルがあるんですか?!」
このセリフ「ある」だからこそ、深みが増すんだよね。
そこに純子の哲学が含まれているというか。
まあ、純子の考察ページにも散々書いたけど、一応軽くね。
アイドル創成期である純子からすれば、アイドルは結果論であって、条件論ではない。
芸能として歌や踊りを磨き上げて、結果的にファンを増やして魅了して、結果的に神格化された状況を言葉として探した時に、英語の「IDOLATRY(偶像崇拝)」を当てはめたもの。
ぶっちゃけると、昔は芸能人・芸人なんてロクな扱い受けてなかったし、社会的には下のヤクザもんと変わらない外道だと思われてました。(まぁ、今でも関わりは深そうですがw)
そんな外道が崇められて愛されて、なんて状況が日本語には無い。だから探した結果が「アイドル」という当て字なんですよ。
それが数十年の時間と共に形骸化していって、ちょっと人前に出て歌って踊って数名のファンが出来ればそれでアイドル、みたいなものに成り下がってしまった。
プライドの高い純子にはそれが耐えられない。そのプライドはアイドルとしてのプライドじゃなくて、プロとしてのプライドです。
おっさんは昭和の人間だから、やっぱ純子のプロ哲学の方に共感しちゃうけどねw
さくら・愛は(物心ついた)2000年以降のアイドルしか知らないから、アイドルに憧れる部分があるんでしょうな。
1980年代だったらアイドルになる!なんて言ってたら「はいはいワロスワロスwww」って道楽息子・放蕩娘あつかいでしたよ。
なんで昔は芸能一家が多かったのかと言うと、まともな親ならそんな業界には行かせなかったからですw
それでもやるんだ!という相当の覚悟が無い限りは芸能界なんて目指すものではございませんでした。
だからこそ純子は叫んだんです。
ここには誇りが無い!と。
…うん、ごめん、全然軽くなかったね。
シーン3 地下室反省会~純子と愛の対立
一同、一様に下を向いてるけど、一人だけ(リリィ関係ないも~ん)と目を外してますw
巽「お前らには失望した!!」
本気で怒ると言葉が出てこないタイプの巽ですが、それでも叱ると怒るをちゃんと使い分けているのが超有能。
グループである事を大切にしている巽は、ちゃんとグループとして叱っているんですよね。
叱っている対象は「チェキ会逃亡した純子」ではなく「チェキ会を台無しにしたフランシュシュ」なんです。
仕事上のミスは連帯責任な部分もありますからね。(多少はね)
そりゃもちろん、純子に腹が立ってるのは間違いないんですけどw
しかし、ここで純子を一点攻撃してしまうと、フランシュシュ内で孤立してしまい、チーム力を弱める事になります。
そしてたぶん、純子の個人攻撃をしていたら、第7話の屋根裏シーンは成立しなかったでしょうね。
グループで活動していた愛なら、同じような状況には慣れているでしょう。だからこそ、巽の意図を一番汲み取った発言が出来たんです。
「自分が何をやったか、純子が一番分かっているはずよ。仕事の放棄はアンタ一人の問題じゃない。」
いやぁ、このセリフは痺れました。18歳でこれが言えるとは。
2000年以降のアイドルとは言え、やはりトップを獲るレベルの子は違うな、と。
それと同時に、愛が不器用だけど真面目な性格だと言うのが伝わりましたね。
そして悲しいかな、純子も不器用で真面目なんです……。
この似た者同士が衝突するのは避けられない運命だったんですよ。
だって二人とも見えてる理想像が違っただけなんですから。
それはともかく、ここでもサキちゃんが地味にリーダーしてるのがステキw
純子「時代遅れはお互いさまじゃないですか!」
愛 「……。」
ここでようやく愛も今が2008年と2018年の10年の時間が過ぎたことに気付くわけです。愛は思ったよりも賢い子。
それにしても少女たちにとっての10年は長すぎる。18歳の子は28歳を余裕でBBA呼ばわり出来ますからねw
まあ、おっさんの10年なんか、アニメとゲームでウハウハしてたら勝手に過ぎてるものですがwwworz
この純愛をいとおしいと思えるようになったら一人前のゾンビィですw腐ってますw
そしてこの絵。
本来椅子は リ・ゆ・純・さ・愛・サ・た の順番で並んでるから、サキの横にさくらがいるのおかしくね?
と思ったあなた!
愛が席を立って純子が立ち去って、どやんすどやんすなさくらが(どやんすサキちゃん…)と困って愛の席にソッと近寄った
と考えれば幸せになれますよ?(ポジティブ)
おおう、サキさくが捗るはかどるwww
第6話 Aパート アイキャッチ
皮が薄く高糖度、香りも高くまさに美人。
サキ・純子・たえの3人…これはつまり、フランシュシュの美人担当という事ですか?w
いや、サキとたえは絶対、見せ方で美人になると思う。
まあ、それはともかく実はまったく同名でさが美人という化粧品が売ってたんです!
おうおう!ジャンルが違うとは言え、
人様の商標名マルパクたぁいい度胸じゃねえか!
……あっ、はい。何でもありません。
久○製薬様でしたか。(下手)
ぜひ佐賀を一緒に盛り上げていきましょう(すっとぼけ)
というわけで、くっそ長くてすみませんでしたw
後半Bパートへ