めっちゃ早口で言ってそうなブログ

アニメを語りたいおっさんが、誰にも頼まれないのに勝手に深掘りしている(気になる)ブログです。

おっさん 『水野愛以外のネット記事』を語る

 第6話の愛が調べていた自分の死亡事故記事を見ていてふと思ったので、別記事で書いてみました。

 本編の中では愛が自分の記事だけ読んでましたが、それ以外の可能性を少し考えてみましょう。

 フランシュシュには水野愛以外にも、自分の死亡ニュース記事を読めるゾンビィがいますよね?

 そう。星川リリィと紺野純子です。

 

 

 まずはリリィの場合。

 2011年没の彼女…うん、彼女ね?はもう完全にネット時代だったから、死亡記事だって大量にネット上に転がっていると思います。

 しかし彼女の死亡記事については作中で一切触れられていません。リリィがそれを気にしている様子もありません。

 PCいじってる時だって、フランシュシュHPは気になってても、自分の死亡記事についての興味はなさそうです。

 もっとも、愛と違ってリリィはそもそも死んでゾンビィになった事をネガティブに思ってないので、過去をそこまで気にしていないんでしょう。(パピィは別)

 

 そこでいくつか気になった点を考えてみました。

 まず3回もこっそりPCをいじっていた愛はリリィの事を調べなかったのか?という疑問。

 これは調べていない可能性もあります。

 なぜなら水野愛は2008年没であり、リリィの芸能活動期間とかぶってない可能性があるからです。

 リリィは没時12歳ですが、芸能活動を始めた時期のリリィを見ても、そこまで身体的にすごい変化があったようには見えません。

 2008年にもしリリィが芸能活動をしていたとしたら当時9歳です。

 子どもの9歳(小学4年)と12歳(小学6年)はかなり違いますからね。

 だからリリィは1~2年でゴールデン制覇を成し遂げたと見るべきでしょう。

 まあ、単純に意識を取り戻して以降の愛が、一切リリィについて触れてないところを見るに、単純に知らないんだろうなぁ、と判断できますw

 そうなると、リリィが天才子役と自己紹介しても、はいはい天才天才、程度にしか思ってなかったのでしょう。

 だとすれば、リリィについて調べるような気が回らなくておかしくはないからです。あと、性格的に割と愛ちゃんは自分の事中心なんで、あんまり他の人の興味はなさそうw

 

 次に、死亡記事の書かれ方。

 愛はその話題性と、逃れられない真実からして、ものすごくセンセーショナルに書かれまくっていたでしょう。

 なんせ、何千人の衆目の前で即死なわけですから、死因がごまかしようがない

 まして日本一になって時のライブですから、間違いなくカメラが入っている。なんなら生中継もあったかもしれない。

 最悪、自分が死んだ瞬間の動画とかようつべにアップされまくってる可能性すらあるのです。

 ……うわぁ、自分で書いててひでぇなぁって思った。

 だからこそ自分の死因の雷について、フランシュシュの中で一番敏感になってたのかもしれませんね。

 

 それに対してリリィは死亡現場が自宅、そしてしっかり病院に搬送されてる訳ですから、死因がどのように報道されたかは分からないのです。

 しかし、恐らく過労死とは報道されなかったと思います。

 なぜならそんな報道をしようものなら、彼女を酷使した全テレビ局が世間の非難の的になるからです。

 ましてテレビ局ですから、撮影途中で役者が死んだらむしろ自分たちが損害被った被害者だとすら思っています。

 パピィが死後にどういう対応をしたかは分かるはずもないですけど、もしかしたら莫大な損害賠償(違約金)請求をされた結果があの職場なのかもしれません。

 リリィが稼いだ莫大な出演料を全て奪われた上で、それを上回る損害賠償をされたとすれば、TVは愛する子どもだけでなく、全てを奪っていった憎むべき相手に変貌してしまったという可能性もありますね。

 という事で、リリィの死亡記事は適当な事書かれて終わっている可能性もあります。

 だから愛がそれを見て別段伝えるほどの事じゃないと判断したのかもしれません。

 リリィの一連の文章は、全て私の妄想であり、なんら裏付けがないものですので、それをご了承くださいw

 てか、これ第8話で書けばよかったんじゃ……orz

 

 あと、純子の記事も探せば出てくるかもしれませんね。

 彼女の死亡の元ネタは間違いなく日航機墜落事故でしょう。

 日本航空123便墜落事故 - Wikipedia

 1985年に起きたこの悲惨な事故で、芸能界は有名な歌手、坂本九さんを失っています。

 純子の事故は1983年とけっこう近いです。

 今でも時折番組で触れられる機会があるこの事故で、ネット上にもさまざまな記事が散見されます。

 ですから、純子の事故に関しても恐らく同じようにネット上に散見されるでしょう。

 ではリリィと同じように、水野愛は純子の死亡記事を探さなかったのか?

 これも探してない可能性が高いです。

 だって今の若い人たち日航機墜落事故なんて知らないでしょ?おっさんはリアルタイムで見てましたけどw

 それと同じように1992年生まれの水野愛が、純子の事故を知っている可能性は低いです。

 で、純子の死亡記事はどう書かれているか?

 これも淡々と事実だけを書かれていると思います。

 なんせその時の機内がどうだったかなんて知るよしもないですから。

 人気急上昇中のアイドルが飛行機事故で突然の死、という部分だけがクローズアップされて書かれているかと。

 そして月日が経ってもバラエティやドキュメントで、純子の生前の映像が何度も放送されてそうですから、純子の容姿を覚えている人は想像以上にたくさんいる気がするのです。

 

 さくらとサキに関しては、難しいかな?

 サキはネットが未発達の90年代にヤンキーが崖からバイクで落ちて死んだなんて記事、たぶん佐賀新聞の端っこの方にちょろっとだけ書かれて終わりでしょう。

 しかも事件性のない自損事故ですから。

 それがデジタル化されてネットに載ってるとは考えにくいなぁw

 

 さくらは2008年なのでネットニュースにはなってると思います。

 しかし、跳ねた軽トラの人は間違いなく逮捕・裁判になってるでしょうから、検索したらそれなりに情報は出てくるかもしれませんね。

 

 ゆうぎりは……もう歴史文献の世界だからなぁw

 もしかしたら、歴史の専門家が研究した論文に名前が登場するかもしれません。

 しかし単なる事実だけを端的に書いただけで「打ち首で死亡」くらいしか情報は出てこないかもしれません。

 

 色々考えてみると考えると、やはり水野愛だけが別格の生々しさで自分の死をフラッシュバックさせられてるんでしょうね。

 なんだか書いてて暗い内容だなぁ、とは思いましたw

 しかしゾンビィギャグアニメでもあるゾンビランドサガではありますが、同時に生と死を描く作品でもあるので、この辺の考察も避けては通れないかな、と思って書いておきます。