おっさん 『GOGOネバーランド SAGA』を語る Aパート
さて、2018年最大の問題回にして傑作回。
世界がのけぞったアニメ史に残る快作。
その名もまさお回。
ついにこの回がやってきました。(若干大げさ)
第7話で最高の〆を行った中盤戦。
箸休め的な第8話になると誰もが思ってたでしょう。
誰がそれを超える神回をブッこんでくると予想できたか?
はじめに
普通ならここからアバンスタートするのですが、今回だけは前置きでお話ししたい事があるのですよ。
まず第8話は(やべえ、これ万策尽きかけてんじゃねえの?!次回総集編か?!)と危惧するほどの細かい作画ミス。塗りミスがいっぱい。
円盤でも直ってなかった1か所を除き、かなり大量の修正がありました。あえて細かく書くような事はしないけどね。
もちろん毎話1~2か所細かいミスや違和感はあったりしたけど、円盤でほとんど直ってますし、些末過ぎて直ってなかったりw
問題はそこじゃないんですよ。
しっかりチェックするほどの時間がなかったであろう、現場の過酷さ。
実際1クールアニメあるあるで、7~9話くらいで一度作画が悪い回がある。
それをして、これだけの回を作った事に対する称賛です。
あと田中美海さんは最初からリリィが正雄だと知らされていて、それを気に病んでいたようです。
声優さんだって人間。演技は仕事。
自分の担当するキャラの好き嫌いは当然あります。
あるからこそ、自分が演じるキャラが気に入れば、視聴者に嫌われたら苦しむ時もあります。
正雄って知ったら、突然みんな嫌いになっちゃうんじゃないか?
それだけでなく、ゾンビランドサガという作品自体がそっぽ向かれるんじゃないか?(田中さんは全く悪くないのに)
むしろ放送開始して想定外の人気急騰したことで、余計に第8話の放送が怖かったと思います。(製作陣全員がね)
しかし、結果的に世間でものすごい話題になりながらも、さらにリリィファンが増えたという快挙に。
おらぼうの時だって、まさお~!の意味が変わりましたよw
まさお~!(嬉) 正雄じゃないもんリリィだもん!(笑顔)
まさお~!(怒) 正雄じゃないもんリリィだもん…(震え声)
ね?w
それはシナリオの妙だったと思います。
たった23:25という時間の中で、よくこれだけの内容をしっかりと入れた上で、視聴者を完全に翻弄しきったと讃えたい。
ジェットコースターのような緩急をつけた展開で視聴者を翻弄し、最後にパピィと一緒に号泣してると、リリィが男だった事実なんて、わりとどうでもいい事に思えてくるのです。
親が子を想う気持ち、子が親を想う気持ち。
それは男だろうが女だろうが関係ない。
そこをメインテーマに据えつつ、絶妙な論点のすり替えが成功したからこその奇跡だと思います。
それでは鬼籍の奇跡の軌跡をタイムラインに沿って見に行きましょうw
第8話 『GOGOネバーランド SAGA』
アバン
前回のゾンビランドサガは!
サガロック直前で大ゲンカしちゃった愛ちゃんと純子ちゃん。
愛ちゃんはピリピリだし、純子ちゃんはシクシクだし、さくらだってオロオロしちゃうよねぇ?
でもサガロック当日、アイドル魂メラメラの純子ちゃん合流に、さくらウルウルのウル!
雷ゴロゴロ響く中、たくさんのお客さんを前に初めてのドキドキライブ。
ピンチにハラハラしたけれど、みんなの力でライブはワイワイ大成功!
そしてここからフランシュシュの伝説が始まると…いいなっ。
ほんと、毎度このセリフを書いている人は天才なんじゃないかと思う。
なんで擬音語づくしにしようと思ったのかは謎だけど、ウルウルのウルという絶妙にイラッとする表現をよく思いついたなw
でも最後の本渡楓さんの「…いいなっ」の言い方は素晴らしいです。絶妙な力の抜き加減。
最後の一言がなければまたビンタするところでしたw
このフランシュシュの家族感よ。
サキちゃんが新聞開いてるお父さんに見えますよw
これ思ったのが、サキは別に字を読むの嫌いじゃないんだな、と。
あと「おばけ」記事って言い方する純子ちゃんやーらしか。
……おや!?
やまだたえの ようすが……!
鏡を覗き込んでいますね。
ちなみにミラーテストと言って、鏡を見せてその鏡の中の像を自分だと認識できるかどうかの知能テストがあります。
それがクリアできるのがだいだい2歳前後と言われています。
このころから自己と他者の区別がはっきりしたり、感情の分化をしたりします。
恐らく例のさくらの特訓が、たえちゃんの中で(なんかこの人私にしてくれてるな)と認識できたのはこの後でしょう。
ここからが最終回の頭もぐもぐにつながる第一歩かとw
なんかもう、これ夫婦じゃね?w
これがもし、今回のテーマである家族愛を感じさせるための家族っぽさを匂わせる演出だとしたら絵コンテ・演出の石田貴史さん恐るべし。
ちなみに石田さんは第2話の絵コンテ演出も担当しております。
そして場面は建設会社へ
……ちょっと待て。
これ、シシリアンナちゃんの頭じゃね?!
実は割と最近気が付いたんですよ、これ。
なんでそんなところに頭が…?!
大きさから言うと、直径20cmほどの大きさのシシリアンナちゃんが棚の所に置いてあると推測されます。なんでしょう、これ?
そして九州北部の天気予報。曇りや雨に覆われています。
OP
シーン1 いつもの地下室
いつも通りの出落ち感たっぷりな巽。
元々台本には(法螺貝SE)と書かれていたところを、宮野さんがアドリブで自分の声でやったそうですw
しかし、あの宮野真守さんが、低クオリティなアホをやるはずもなく。
実は法螺貝の演奏法として正しいのです。
法螺貝は息を吹き込んだだけではあの音は出ません。
喉を鳴らして自分の声で「ヴオォ~」って発声するんですよ。
すると、息と声が法螺貝の内部で増幅されて、あの独特な音になるんです。
だからこの時の宮野さんの口に法螺貝を当てると、普通にSEと同じ音が出るハズでしょうw
詳しい方が(なんで宮野さん法螺貝の吹き方知っとるん…)と思ったそうな。
このシーンを見て、あれ?これ、第6話の地下シーンと同じじゃね?と思ったので比べてみました。
はい。全く使い回ししてませんでした。
なんと驚異の新規描き下ろし! 背景の椅子は使い回しですけど。
てか、全員同じポーズなんだから、たえちゃんだけ描き直して使いまわせばいいのにwww
MAPPAのそういう所、嫌いじゃないぜ……
もはやサイゼリアの間違い探しレベルの違いw
純子「おはよう…ございます…」
初のさくら以外の挨拶。
純子の目を閉じてちょっと頑張って言ってる感じw
結局1期通して巽に挨拶をしたのはさくら・純子(第8話)・ゆうぎり(第12話)の3名だけ。
実は純子もゆうぎりも素の巽幸太郎に接した後に挨拶をするようになってます。
純子は第7話の屋根裏で、ゆうぎりは第10話の小料理屋・徐福庵で、それぞれハイテンションじゃない巽と話をしています。
え?ゆうぎり第10話なのに挨拶は第12話?と思うかもしれませんが、第11話には地下室シーンないんですよ。(私も確認した時にそういやそうか…と思いましたがw)
第1話で巽が「挨拶をしない奴は認めてもらえんからな」と言ってましたが、それは逆に言えば別に認めて欲しくもない相手には挨拶しないわけでw
だからここで、本当の巽幸太郎を知った純子は初めて(認めてもいいかも…)と感じたから出てきた反応でしょう。
でも第6話の屋根裏で巽が純子に「心を開いて~」的な事を言ってるくせに、一番心を開いてないのは巽じゃねーかwwwという話。
フランシュシュに嘘と言うか、隠し事している時点で完全に心を開く事は出来ないんだけどな。
じゃ、第9話のサキはどうなんじゃい、って話ですけど、恐らくサキだけは生半可なことでは態度を変えないと思いますw
まあ第1期で7人中3人が挨拶をしてくれた訳ですから、第2期には残り4人も挨拶をしてくれる瞬間がくるのかもしれません。
この純子の頬染めに関しては解釈にすごく色々悩んだのに、円盤で無かったことにされててある意味ショックw
でもある意味正解。ここでこの反応はおかしい。
ここのリリィ、表情も可愛いけど、田中美海さんの「ふいぃぃ>w<」がかわいすぎる。
なんでも巨石パークうんぬんはアドリブだとか。
ここから玄界灘のビッグウェーブに乗って怒涛の営業ラッシュが始まります。
はい、この3枚を見れば分かるように、円盤1巻2巻3巻のカバーコンビの組み合わせですね。
やはり公式としてもこの組み合わせを推していく感じなんでしょうかw
まあたえちゃんだけは誰にでも絡むからジョーカーだとして。
カップリング脳で考えるなら、夫婦・恋人・親子って感じでしょうかw
たえ?…ペットぉ…ですかねぇ…w
この1コマだけ登場する司会のお姉さんが、ガタリンピックのインタビューアーさんにそっくりだったのですが、声が無いからイマイチ断定できなかったのですが、先日の第8話再放送の際に藤野真梨亜さんが、Twitterで
今日の再放送はアフレコで泣いた8話です🙈💓
— 藤野真梨亜🍶 (@mgf_dsk) 2019年5月31日
衝撃の8話😢✨✨
大好きな回〜🥰
TOKYO MXにて24:00〜です🤗✨
ちらっとインタビュアーちゃんも登場するので探してみてね👍🏻#ゾンビランドサガ
と書かれているのを見て、確定しました。
彼女はもっと出すべき(力説)
アニメイベントのMCに作品に関係薄い人が出るの嫌いな私ですが、藤野さんがあのコスプレで出てくれたら認めますw
正直、宮野さんが出るのは違うと思うんですよ。
巽はプロデューサーなので表舞台には立たない。むしろ宮野さんもゾンサガの世界観を壊したくないから、あえておらぼうには出ないと思うんです。
そうなると、彼女しかいないかな?とw
あと、このシーンのディフォルメフランシュシュですが、とあるイラストレーターさんを彷彿させるんですけど、どうなんでしょう?実力のある方なのでプロのアニメーターになっててもおかしくはないと思ってますがw
そういえば第8話の時系列の考察は別ページにしました。
こちらも合わせて確認してみてください。
シーン2 チェキ会再び~エンカウント
割と真剣に欲しい人多いんじゃないか?w
なぜか円盤ではブロマイドの順番が変わってましたw
つまりは、この5枚の絵はそれぞれ独立してちゃんと描かれた上で、重ねて表示してるんですよ!隠してしまうなんてもったいない!
でもよく考えると、オフショットと見せかけてちゃんと特殊メイクしてるわけですから、ちょっとメンドクサイですよねw
ましてその時の写真に絡むメンバーまでメイクしないといけない。
それはともかくこのシーン、わざわざ描いてくれたのは脚本の細やかな気配りですね。
握手会のシーンはこれ以降ありませんから、ここでちゃんと第7話の決着を見せてくれないとこちらとしては(チェキ会の純子はどうなったんだろうなぁ…)とモヤモヤをかかえて生きていくハメになります!w
デスおじAは2号列。デスおじBは5号列に。
第6話のチェキ会では1号と3号に並んでいたので、毎回並ぶ相手を変える箱推しと推測可能ですね。フランシュシュファンの鏡。
デスおじAが幸せそうでなによりです…。
ちなみにデスおじBの反応を見る限り、驚いているというよりは(またか…)という顔なので、割とよくある彼の反応なんでしょうw
頭に付けた黄色いのはMという意味だったんですね!w
トイレから出て来た巽が歌っていた曲は、目覚めRETURNER(Yokattai ver)だそうですが……いや、わかんねーよwww
これ、たぶん台本には(巽、鼻歌を歌いながらトイレから出てくる)くらいしか書いてなかったと思うんですよねw
おらぼうパンフのインタビューの中で、口動いてないのにアドリブ入れたら、後で絵を動かしてくれてた、という事を宮野さんが言ってました。
もしかしたら、そのシーンがここかもしれないねw
確かに鼻歌だったら口を動かす必要なかったもんなぁw
あと、この後に純子が「巽さん!」って来るんだけど、第4話足湯シーンでも「巽さん」呼びだから、そんなに親密度上がってない様子w 純子は親密度が呼び方で分かりやすく変わるよね。
そして男の口から星川リリィの名が出て動揺するフランシュシュたち。
シーン3 屋敷の夜
当然知名度によるゾンビィばれの問題は私たちも薄々気にはしてましたが、8話目にしてようやく本格的にその問題に取り組むか、とw
ゆうぎり「目立つ事しはる人ほど身が危うくなるんは、いつの世も同じやな…」
うん、姉さんが言うと重すぎるw
ゆうぎりの時代は普通に暗殺される人多かったからね…。
そういうゆうぎり本人も暗殺された可能性が高いわけで。
ちなみに一番最初に言った円盤でも修正されなかったミスが、実はこのシーンなんです。
サキの座っている布団の枕の方向は左側(外側)です。
しかし10秒前のシーンを見ると
みんなの枕は右側(内側)を向いているんです。
割と分かりやすいミスだから直るかな?と思ってたら直ってなかったので意外でしたw
え?細かいって? スマンwww
シーン4 星川リリィの告白
リリィ「さくらちゃん…昼間のおじさんね…。あれ、リリィの本当のパピィなの。」
ちなみにここの本渡さんの「がばぁ大きかっとよ?!」の言い方がキュート。
さ~て、この辺から視聴者を怒涛の情報のジャブが襲いますよ。
ところが普通に見ていると、新事実に殴られている事すら気づかないのが、今回の脚本の恐ろしい所です。
まず、瞬時にパピィとマミィ似という2つのワードが叩き込まれますw
言われてみれば当たり前ですけど、当然フランシュシュ全員、産んでくれた両親がいるわけです。
そして豪武雄がリリィと何一つ外見が似ている要素が無いために、この段階までにリリィの父親だと予想する事は難しい。
なんせご丁寧に土建屋系の仕事で、サキに「ぜってーやーさんだな」というミスリードまでされてる訳ですからw
そして直前には愛と純子が世間バレの話をしてたのです。
てっきり、視聴者は単なる有名天才子役の世間バレの話だと思う訳ですよ。
そこにいきなりもっと近い肉親という情報を、懐に入って叩き込まれるわけです。
ここであわてて思考回路を血縁関係に切り替える。
(さくらの両親は…)とか考えたりね。
どうでもいいけど、ゾンビアニメ見ててマミィ似って言われたら
↑普通はこれ似だと思うよな。(え?思わない?!)
09:12「リリィはね、もうパピィの事は忘れようとしてたの…でもパピィは…」
これもさりげなくすごく重い事言ってるんだよね。
自分が死んで、ゾンビィとして生き返って、帰る場所もない。
でも一緒に居られる新しい家族(フランシュシュ)は出来た。
(もう生前の事は忘れて、永遠に12歳のまま、ここで生きてこ…)と、リリィはその歳でそんな重い決断をしてたんです。
なぜかと言うと、この段階ではまだ、リリィは父親とケンカしたまま死に別れたと思ってるからなんだよね。
だから「でもパピィは…」があまり嬉しそうじゃないんです。
子どもにとってはケンカってその瞬間の世界の全てですから、ケンカするけど愛してるってピンと来ないと思う。
あ、そういえば、リリィそのものの考察は以前のキャラ別考察に書いておきましたので、そちらをお読みください。
これに書いてある事はこちらでは省く場合も多いかと。
そして回想の世界へ
「リリィはパピィと2人暮らしだったの」
もうね、この瞬間なんかフタエノキワミを喰らった感じですよwww
マミィ似って言ってるのに母親不在。離婚?!
てか色々サイズおかしいだろ!!
茶碗ちっちゃ!!
あ、生前から女装だったんだ!
もうね、瞬時にこれだけの情報を叩きこまれるんですよ?脳の処理が追いつきませんw
ちなみにテーブルの上にはリリィの好物のマヨネーズ・ケチャップがあります。
そんな簡単なことすら脳に入らないくらいに、この絵をみた時の混乱は酷かったw
たぶんマヨケチャは5~6回見た時にやっと気が付いたと思う。
そして皿の上を見る限り、緑が無いw
でも働いてる父親の作れる料理の範囲なんてその辺が限界で、リリィにとっては親の味=調味料の味だったんだろうなぁ。
マミィの遺影が少しだけ映ります。
確かに髪の色(と量)はお母さん譲りのようですねw
しかし、マミィも頭がパピィの胸辺りにあるという事は、そこそこ身長があった人かもしれません。
まあ、パピィの掌の上に座っている可能性も無くはないのですがwww
あと、やっぱマミィの服がリリィの服に似てるのが気になりますねぇ……
「パピィはテレビが大好きなの」
歌番組のアイドルっぽいのが映ってますね。
リリィの死亡が2011年、水野愛の死亡が2008年。
間違いなくリリィもパピィもアイアンフリル水野愛の事も電撃引退(直喩)の事も知ってたはず。
そういえば、リリィが愛について知ってる素振りを見せたことはないですよねぇ。
まあ子役とアイドルですから、TV局ですれ違う可能性は低そうです。
てか、パピィはリリィには気付いても愛には気付かなかったかぁ……そうだよねぇ、リリィの事で頭いっぱいだよね。
「困ったパピィだよね」
困ってんのはこっちだよ!!
視覚情報が強すぎて話が一切頭に入りません。
もう思考回路はショート寸前です。情報のジャブ百烈拳です。
もはや作画崩壊とかのレベルではなく「パピィはこういう人なんだ」と受け入れざるを得ません。
ちなみにゾンサガは現実の顔と手の大きさの比率1≒1からしたら、手の方がかなり小さめに描かれるのが基本のキャラデザです。
それに対してパピィは手の方がでけぇwww
掌で11~2歳の子供の上半身がカバーできるて……マミィ掌説があながち虚言でないのが怖いわw
10:00「リリィが子役事務所入るって言ったら、パピィは仕事辞めてマネージャーになっちゃって」
基本的に子役は保護者の同伴が必須なので、なっちゃってというよりは、辞めざるをえないんですよ。リリィがその辺を知っていたかどうかは分かりませんが。
ただ迷わず辞めるあたり、本気でリリィのためなら何でもするくらいの溺愛っぷりだったんでしょうなぁ。
そしてついにあの瞬間が……
ま さ お !
開 け ん ね !!
いやぁ、マジで一瞬思考が停止しましたw
(雅代の聞き間違いかっ?!)
(いや、正代という女性名の可能性だって…)
ここで一発情報ストレートがキマって脳が震えますw
だって、視覚と言語の齟齬が酷くてwww
だから視覚情報で思考を邪魔すんのやめーやwww
ちなみに近年の一般家庭の天井の高さは230~240cmなので、パピィの身長は220cmくらいある事になります。なぜスポーツ界に行かなかったのかw
武雄「そこはテレビに映らんけん。」
(……ん?)
武雄「足の毛なんか剃ればよかさ。」
生々しい情報やめーやwww
第8話の脚本の最大の上手さというのは、この情報を出す順番とタイミングの絶妙さだと思うんです。
男だとは言わずに、どんどん周辺情報から固めていくスタイル。
だから私たちはアニメから「正雄は男だ」と突き付けられるんじゃなくて、自分の推理によって(正雄は男だったのか…)と辿り着いているのです。
自主的にそう考えたのだから仕方ない。
例えば同じ痛みでも、他人にいきなりやられるのと、自分でやるのだと違うよね?
それは覚悟の問題です。
これがもし何の前フリも無く「正雄は男なんだから」とかパピィに言われたら、恐らくショックのレベルと方向性が変わってたと思います。
ただし、本編では誰も一言だって「正雄は男」だとは言ってませんがね!
え?サキが「着いてようが着いてまいが」って言ってるって?
いやだなぁ、フランシュシュは日本で一番もっとらん女の子の集まるアイドルですよ?
「ツイてようが、ツイてまいが」って言っただけですってwww
↑このような解釈すら可能ですw
まあ、これは恐らく叙述トリックというよりは、近年の性的なものに対する配慮っぽい気がするんですよね。
でも未成年受動喫煙は気にしないゾンサガw
ひげぇぇぇぇっぇ!!!
混乱する頭にさらに追い打ち。
これ完全にギャグじゃん。
感電死・墜落死という衝撃の純愛に対して、リリィの髭死てwww
そう笑わせる事すら、この脚本の術中にハマっているのです。
ショックを与え続けてショックだと自覚させないようにしている魔術。
もう、何がなにやらwww
これ泣くとこ?
笑えばいいと思うよ。
ヒロインの死でこれほど悲しくもないシーンなんてそうそう無いぞ!w
もうこの辺になる時には、みなさんの思考能力は麻痺していて、正常な判断は出来なかったと思われます。
ただ、ぼんやりと『リリィ=まさお=男』という概念を自分で植え付けていたのです。
この時のさくらの表情が、私たち視聴者の代表ですw
ショックとかじゃないんです。混乱なんです。
いや~、この「え゛え゛っ?!」の本渡楓さんの声は凄いわw
本当に脳内でやっとピースがハマって、1つの真実が見えた時の声ですよ。
第8話 Aパート アイキャッチ
情報で殴る蹴るという暴行を受けた私たちにようやく訪れた休息の時間なのです。
CMの間に、ようやく情報ラッシュを自分の頭の中で整理して、数々の予想と事実を自分の中に落とし込む時間がもらえました。
ただ茫然とたたずむ者。
Twitterで叫ぶ者。
冬コミの原稿を片手に絶望する者。
もはやBパートがどうなるかなんて予想する余裕すらなかった。
7話までのリリィとの整合性を考えたりするので精一杯でした。
てか、第8話を録画無しの1回視聴だけで理解できた人っているのかな?
だが、その時の私はまだ甘かった。
これは第1ラウンドのインターバルでしかなかったからだ。
ああ、なんか佐賀のB級グルメらしいっすよ?(超適当)