Dr.STONEをゲーム化するなら
個人的には良作だと思うのに、鬼滅ほど話題にならないのが悲しいDr.STONE。
どっちもジャンプ作品のなのになぁ。
突如世界を襲った人類石化現象から約5000年後。偶然生き返った科学少年が1から科学文明を再構築していくお話。
その技術的な途中経過を分かりやすく描いていくのが面白いです。
もちろんアニメならではのざっくりとした説明だったり、細かい部分は上手く省いてあったりするんですけど、むしろそれがいい。
だってあんなん逐一説明してたら説明だけで24分終わるし、あと普通につまんねぇよw
私、基本的にお勉強系のアニメ好きなんです。
古くは知る人ぞ知る名作「ワンダービートスクランブル」(1986年)
漫画の神様・手塚治虫が監修の医学系アニメ。しかも番組最後にご本人が登場して作品内の医学的な説明をしてくれるというすごい作品。
ちょっと前の「タイムトラベル少女 マリ・ワカと8人の科学者たち」(2016年)
これも地味に名作でした。科学発展の基礎を築いた重要な科学者たちにタイムスリップして出会い、その原理・理論を本人から聞くという贅沢なものw
そして最後に実写で今回の内容の実験をやってくれるのが良い。やはり理論だけでなく実践を伴わないと意味が無いからね。
その部分以外に本編のストーリー自体も結構おもしろくて好き。
あとははたらく細胞とかもね。はよ2期やろう。
基本的に新しい事を知ったり、正しい知識を元に作られた創作が好きなんです。
嘘は真実の中に混ぜるからだまされる。創作ってそういうもんだと思うんですよね。
SFもそもそものScienceが科学的ですらなかったら、ただの嘘ですからw
たぶんなろう系にハマらない理由も、設定や前提がガバガバなのを見てると冷めちゃうからでしょうw
で、もう一つ私が好きなのが物造り系ゲーム。
ライトな人ならアトリエシリーズと言えば分かるでしょうが、私はあえて言いたい。
↑右下のヒゲのおっさんが石神千空ポジションw
1994年にPCで発売されて3まで出て、SFCとプレステとサターンにも移植されたゲーム。当時少しは人気あったんですよ?
内容は単純明快。
「無人島に漂流した6人が力を合わせて島を探索&収集して、無人島を脱出できるレベルのアイテムを作って脱出するゲーム。」
某島なんてレベルじゃないw
300日というタイムリミット内に衣食住はもちろんの事、脱出に必要な機械なども自作しないといけない。しかもその脱出道具は複数選べるんです。
でもその自作のレベルが完全にDr.STONEレベルなんですよ。
マジで人類の発展の歴史を1からなぞるレベルですからねw
石器から初めてレンガや土器、製鉄から鍛造へ。
糸から布へ、布から服や帆が生まれます。
燃焼も薪から炭へ、そしてガソリンへ。
…いやまて、それはおかしいだろwとは言ってもそれはDr.STONEでもやってますけどねwという近代科学には石油は必要不可欠だから仕方ない。
動力もちゃんと人力から水車・風車を経て、蒸気機関へ。
そして発電を経て電気回路系へ。
そのロードマップもしっかりと途中経過のキーアイテムを作っていかないといけないので、素材さえあればなんでもいいという訳でもなく、本人の技術力もしっかりと上げていかないといけないのがリアル。
あと、それらを作るための道具もちゃんと作らないといけないのです。
そしてその途中でしっかり衣食住も維持していかないといけないのが大変なところです。
まあ、話し出すとマジで長くなるので、とりあえず有名実況者レトルトさんの動画を上げてみました。興味のある方は軽く見ていただけると、どういうゲームか分かると思います。
本当はPSの漂流記(無人島物語4の移植)でいい動画があれば良かったんだけどねぇ…。
で、もしDr.STONEをゲーム化するなら、絶対これ系のゲームにしないと意味が無いと思うんですよ。
正直言って、司帝国との戦いはそこまで重要じゃないと思います。せいぜい中間テスト的な登場で、何日までにこれを作っておかないと負けて終わり、くらいの扱いでw
それよりも、しっかりと学術的な考証を元に、道具の進化の過程をしっかりと検証して、なんなら全てのアイテムにしっかりとした説明を書いていいと思う。絶対絶命都市の防災マニュアルばりにw
メンバーとしては
頭脳担当で千空とクロム
体力担当でコハクと金狼&銀狼
技術担当でカセキ
幼女担当でスイカ
こんな感じかなぁ?
朝霧幻は個人的には好きだけど、対人の時に能力を発揮するからサポート要員かなw
という訳で、どっかの会社がこんな感じのゲームを作ってくれないかなぁ、と本気で願っています。
私にこの手の作業ゲーをやらせたら、すっごくアレですよ?一生やりますよ?w
だって、20年以上経ってるのに、いまだに年に1回以上ふらりと無人島物語プレイしてるんですからw
みんなでジャンプにゲーム化をお願いしましょう!