第2話『ぶっ壊れかけのレディオ SAGA』を語る Aパート
どう考えてもギャグ回だと思ったら、やっぱりギャグ回と思いきやサキ回だった第2話。
今回からOPが公開されましたね。それでは考察開始。
アバン
駅スタライブ決行。大失敗しちゃった私たち。
バイトしながらロン毛になっちゃった幸太郎さんを待ってたんだけど、全然帰ってこなくてさくら、ちょ~ブチギレ。
私たちだけでの再出発のライブ。駅スタ失敗のトラウマの中、やっと帰ってきたロン毛太郎さんがボッコボコ。
それを見て調子を取り戻した私たちは何とかライブをやりとげた。
ここから始まる私たちのリベンジ。
サガで7つの命が散って生まれ変わったゾンビの身体。
無茶を言われて歌って踊る。フランシュシュがやらねば誰がやる。
この音楽と本渡さんの早口アバンで「あ~、今週もゾンサガRが始まったな」と安心します。
そしてこのたった30秒の間にネタ詰めすぎw
ロン毛太郎ってもう別の人になってるやん。しかも「それを見て」がどの文節にかかるかでだいぶ意味が変わってくる叙述トリックw
「それ」が「やっと帰ってきた」に掛かってるのが前回の話です。でもこれどう考えても「ロン毛太郎さんがボッコボコ」にかかってますよね?
からのキャシャーンのOPナレパロディ。
ちなみに元ネタは「たった一つの命を捨てて生まれ変わった不死身の身体。鉄の悪魔を叩いて砕く。キャシャーンがやらねば誰がやる!」です。
「無茶を言われて歌って踊る」の部分が7音7音とぴったりなのが高評価。
シーン1 スタジオ
安定の組み合わせ。純子が体硬いというのが判明。
って事は目覚めRETURNERのハイキックってかなり無理してるんじゃ?w
あとたえちゃんの頭部の傷の位置が明確になっているショット。頭一周包帯巻いてるって事はそこに傷があるんですよね。でもたえちゃんは他の場所も包帯巻いてるんでそこだけが致命傷になっているのかどうかは不明。
第1話で気になっていたゾンビィの代謝。ここでヒントが増えました。
忘れてましたが確かにゾンビィには医薬品が異常な効果でした。もし本当に筋トレですぐにバキバキになるのなら、むしろ代謝が人間よりも異常に速い可能性もあります。ちなみに腹筋バキバキ女子嫌いじゃない私としてはウェルカム。
そうなるとゾンビィはむしろ通常より早く髪が伸びますよね。
ロン毛太郎はたった1か月でどう考えても髪が10cm以上伸びてましたが…おや?w
ここのシーン、第1期では缶ジュースかペットボトル的なものだった全員の飲み物が、それぞれのトレードマークが張られたマイボトルになっています。環境に配慮された結果ですね。
ただ話の内容から中身がプロテインにしか思えなくなってしまうw
OP考察は楽曲解説の方でやりますのでここではカット。
ただ、サブタイトルが曲中に出るのはいいですね。
シーン2 地下室
はい、いつもの光景ですねw
並びも表情もいつも通り。第1話の波乱など何事も無かったように始まるのがゾンサガクオリティ。
ここで幸太郎が「新元号令和が日本中を賑わす中」というセリフを言ってますが、これ解釈が難しいんですよね。
GEILSのライブが4月27日だったのですが、令和と発表されたのは4月1日です。
正式に変更されたのが5月1日なのですが、騒ぎ的には4月1日の方が大騒ぎだった気がしますw
たしかに5月1日も話題にはなってましたから、このシーンは5月1日かその数日内と判断するべきでしょうか?
そして「ロケが今からじゃーい!」って事は、あのお祭り騒ぎだった上にGW中の観光地でロケしたんですか?!
それとも…そんな状況下でもゆったりロケ出来るほどの観光地だったんですか…
美少女だろうがヒロインだろうが容赦なく変顔させていくスタイル。
ちなみにリアルにマイクを当てるともっとエグい音がしますが、放送事故みたいな音だから軽めのやつにしたんですかね?w
ちなみにこのシーンでは純子が足の組み方がさくら・愛と同じなのに違和感。純子はもっと足を曲げて膝を下げるモデル座りをしてるはず。
あとたえちゃんが幸太郎の被っていた段ボールを被ってます。
その前のシーンで幸太郎が段ボールを取った時に頭を抑えて驚いてますね。どうやら「そういう幸太郎」と認識したり「頭が取れた!」と驚いているのかもしれません。
まあ頭部だけで自立移動してるお前が驚くなって感じですけどw
どうやら知能はあまり変わっていない様子。
ここで少し残念だな~と感じたのがイントネーション。
ホワイト竜ご本人が「ホワ↑イト↓りゅ↓う↓」って言ってるんですよ。
矢印のついていない文字は中間、↑が高い音、↓が低い音だと思って読んでください。
似たイントネーションの単語で例えるなら、芸能人の「白竜」さんを普通に発音する時と同じイントネーションです(棒読み)
でも他の人が「ホワ↑イ↓ト↓りゅ↑う↑」って発音してるんですよね。
もちろん過去のインタビュー内でも「全員一緒には録れていない」と言ってるのである程度は覚悟してますけど、やっぱりこういう微妙な部分で一致が取れてないのがたまに聞こえちゃう。
おそらく全員が録音終わったの聞きながら中の人が最後に録音したんだと思いますけど、やはり本家の発音に合わせて欲しかったかなぁ~
だってさすがに本人に自分の名前「こう発音してください」ってディレクションは無理でしょw
訂正:インタビューで収録当日、白竜さんと本渡さん、田野さんの三名で収録したという事実が分かりました。
春アニメ『TVアニメゾンビランドサガ リベンジ』白竜×田野アサミ インタビュー【連載02】 | アニメイトタイムズ
ただ、サキはずっと「竜さん」って言ってるので問題ありませんね。
ちなみに第1話は宮野さんと本渡さんが一緒に録音しているようなので、中核キャストだけはしっかり掛け合いできているようです。(訂正ここまで)
ちなみに力士の白龍さんは「は↑くりゅ↓う↓」だったはず。NHKでは。ただし「白龍関」と呼ぶときは「はく↑りゅ↑うぜ↓き↓」なんですよねw
個人的に、本編円盤は無理としても、もしBOX化する時にコロナが落ち着いて全員が一緒に収録する事ができるようになったとしたら、音声再録音版を別チャンネルで収録してくれるならそれだけで買う理由になるレベルw
あとこのシーンの指をよ~く見てください!
微妙に指が震えてるんですよ!
指を鳴らす時のグッっと力を入れているのを再現しています。
ここまでしっかり指パッチン作画してるアニメなんてそうそうありませんよ?w
あと、この後のシーンでサキが「ぶっ殺すぞ」って言ってるのが、第1話の愛のあるぶっ殺すぞと全然違って「あ、これ本気と書いてマジって読むタイプのやつや」って分かるのが田野さんすごいなぁ~ぶっ殺マスターだなぁ~と感動しますね。
その辺もさくらに伝わっていて、第2話だとガチでビビってるのがステキですw
なお、念のために言っておきますが、ホワイト竜さんはあくまでもゾンビランドサガリベンジ内のオリジナルキャラクターであって、経歴・出演等は元ネタの人とは全く異なりますので混同にご注意ください。
シーン3 祐徳稲荷神社
この衣装いいですね。
普段のレッスン服にワンポイント服を合わせる事によって個性を出してる感じ。
まあ逆に言えば衣装用意してもらえないフランシュシュの金銭事情がにじみ出ていると言いますかw
やっぱそれぞれの私服なんですかね?
もし私服だとしたら、たえちゃんはそういう服を着る感じの女性だったんですね…。
あとADの女の子が声質がいい感じでしっかり上手いな、と思ったら最近活躍されてる鈴木絵里さんでしたか。
その乗り方する奴を人生で見たのは二度目だよ!!
はい、あまりに有名すぎてすぐに気付いた人もいらっしゃるとは思いますが…
1997年放送「少女革命ウテナ」より鳳暁生(おおとりあきお)
↑高速走行でこれですからね?しかも運転手無しでこれ。原作の方が頭イカれてます。
どうしてこうなったのかを知りたい人はこの↓動画の3:30あたりを見れば、何とも言えない気持ちになりますよ。
いやぁ、冒頭のキャシャーンと言い、随所に名作パロディをぶち込んでくるスタイル。好き。
しかも安易なネタじゃなくて使いどころが上手いんだよなぁ。
このキャラデザ、よくOK出たなぁw
じゃなくて、このシーン、妙に腰をクイックイッって動かしながら歩いているのがめっちゃ気になるw他のシーンではそうなってないって事は、ここの動画担当さんのクセなのか遊びなのか分かりませんがw
やはりTVとなると、バラエティ経験豊富なこの二人じゃないと、まともに進行できなくなりますねw
テレビ的には純子も出てるんですけど、昭和のアイドルはバラエティに出ることはほとんど無かったですから、こういう番組には不向きです。
これ、絵的に収録スタッフ大丈夫だったんですか?w
メインゲストと二人は背中向けてて、二人はフレームアウトしててw
…ああ、逆に落ち着いた組3人だから安定した進行が出来るのかもw
あ、このシーンはたえちゃんの服の肩ひもが落ちてない。
サキに至ってはもう、ほんとにただのホワイト竜さんの追っかけファン状態で、常にホワイト竜さんの隣をキープしています。本当に好きなんだなぁw
番組の絵的にはゆうぎりとリリィは、愛の左側の縁に座った方が良いのでは?
所見では全体像と顔ハメに目が行って気付きませんでしたが、冷静にボードの上から垂れているリーゼントに気付いた瞬間に爆笑。
むしろ前髪無しで顔出してると普通にいい顔のおっさんで好感度上がる気がするw
で、ここだけ私が少し解釈に悩んでいるところ。
この時のホワイト竜さんの表情はどういう意味だったんだろうなぁ~
上手い事お土産を売りつけられた…って顔じゃないと思うんですよ。
そもそもムツゴロウたちを自由にするためにお金出すつもりだったんだから、金額の問題じゃないし。
もしかしたら「金は取られるのにお前らを自由にしてやれない俺の不甲斐なさを悔やむ表情」かもしれません。
私としては「捕らわれの身である以上に、ペットという居場所に安住をしてしまっているムツゴロウたちを哀しんでいる表情」なんじゃないかなぁ、と解釈しました。
この時のリリィの顔www
軽く無になってますね。
それとは対照的にたえちゃんの顔が少しうれしそうなんですよ。
ホワイト竜さんが「ムツゴロウくれたいい人」判定になったんですかね?w
ここ。かわいいADさんに目が行きがちですけど、後ろの巽をよく見ると、両手にいっぱい袋を持っていて、なおかつめっちゃ眉が上がっていますw
これ、さっきの土産物屋で買ったものを全部持たされてるんでしょうなぁ。
重いとかじゃなくて、たぶん金額面で怒ってるんじゃないかとw
だって下手したらただでさえ、まだ安い7人分のギャラ全部ふっとぶくらいの金額になってるんじゃないの?w
次のシーンでせんべい食べているのは重さを減らそうとしているのか…?
ここのシーン少し気になりました。
ホワイト竜さんは柏手も打っていなければ礼もしていません。
たえちゃんが少し遅れて頭を下げてるのが描かれているくらいの細かさのシーンなので、何らかの理由で頭を下げない明確な指示があったのかも?
神頼みをしたくないという性格なのか、そもそも他宗教信者なのか。
だとしたら「こういうところよく来る」とか「奥の院に行く」とか何しに行ってるの?って事になるかw
あまり喋らない仕事だしアップも少ないから気付きにくいですが、よ~~~く見るとこの子八重歯っ子なんですよ!好きな人は好きな属性。
まあ、だからなんだと言われたらそこまでなんですけど、見落としがちかな~とw
この2つの止め絵もよく見ると細かいですね。
最初はリリィが先頭でホワイト竜・サキが続いてフランシュシュ、DとADが続いてるけど、次のシーンではリリィはもう見えないほど先に行ってしまい、ホワイト竜さんが最後尾、DとADに至っては一番後ろw
ただ、あのサキがホワイト竜さんを置いて先に行くかなぁ?一緒に後ろにいてあげるような気もするけど、どうなんだろうなぁ、とは思います。
あとここで愛が「生きてたらそうとうキツいわよ」と言うセリフがあります。
これはやはりゾンビィ化したことで、何らかの身体能力が跳ね上がっているんでしょうか?
このシーン、後ろで巽がホワイト竜さんのマネージャーと話しています。
荷物持って普通についてきた巽の体力も、マネージャーさんもすごいですが、ちゃんとこういう時にも営業や情報収集をするマメさを持ってるから、巽ってなんやかんや仕事を取ってこれる敏腕プロデューサーなんだろうなぁ、と。
次の駐車場のシーンでもちゃんとディレクターに挨拶してますしね。
だから、なんで内股なのwww
ここのシーン、振り返る前も妙に腰使って歩いてるから、車の上のシーンと同じ原画さんなんだろうなぁ、と予想。
さっきの階段で足腰やられたから、という表現だと思えばおかしく…ない…?w
サキ「しばらくラジオ聴けてなかったんすけど、ぜってーまた聴きます!!」
そっか、死んだから聞けてなかったのか。
ラジオが開始したのが1992年でサキ中1。
サキが死んだ1997年は高3って事になる。それまで5年間聞き続けたんだね。
で、2019年って事は22年間聞けてなかったのか…
もちろんホワイト竜さんもこんな若い子の「しばらく」が22年間だとは思わないでしょうがw
車のナンバーは「し 89-62」
まあ妥当に「は8く9-りゅ6」までは当て字でしょう。2は何かな~。
むしろホワイト竜だったら「ほ わ8い1-と10」とかでも良い気がw
ちなみにハイエースの中の人たちもちゃんと描かれてて、やはり座席は決まってるようですが、今回はリリィとゆうぎりの位置が逆ですかね。
Aパート アイキャッチ
こちらは佐賀の七浦地区を中心に広域で行われている祭事「面浮立」と書いて(めんぶりゅう)と読むお祭りだそうです。
浮立自体は長崎から福岡まで広がる民族芸能として存在するのですが、それぞれの地方に独自性があるようですね。
鬼と神の戦いだったりとストーリーがある楽器と踊りの融合の芸術だったりと、なかなか深い歴史のある伝統芸能で、国の選択無形民俗文化財になっているものもあるようです。
それにしても二人の衣装がかわいい。
とまあ、こんな感じでBパートへ続きます。