めっちゃ早口で言ってそうなブログ

アニメを語りたいおっさんが、誰にも頼まれないのに勝手に深掘りしている(気になる)ブログです。

第5話『リトルパラッポ SAGA』を語る Bパート

 「CM開け」のBパート。

 そういえば、ちょっとメタっぽい事をやるのは初めてな気がしますねw

 

Bパート アイキャッチ

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12:00

 『恋人たちの聖地』

 これ、通称じゃなくて正式名なんですよw

 場所は唐津市北部、波戸岬の先端にあります。

 ちなみに第1話で巽がざっぱーん!とやってた場所もここです。

 これはぜひ大画面で拡大で見ていただきたいですね。

 愛の笑顔がめっちゃかわいい。

 こんな笑い方が出来るんだ…と、ちょっとドキドキしてしまいました。

 これ、みんなで恋愛トークしててこの瞬間だったりしたら、危うく尊死するわ。

 それにしても、奥のさくらとたえちゃんの扱いの酷さよw

 

 

シーン4 本選前の控室

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12:21

 ♯多すぎぃ!w

 これ、楽譜は誰が作ったんでしょうね?

 楽譜自体は手書きじゃなくて楽譜作成ソフトとかで作ったっぽいのに、歌詞は手書きなんですよ。という事は市販の楽譜ではない。

 巽が作ってくれたんでしょうか?

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13:20

 ここの楽屋シーンの会話全体が、非常に深く考えさせられる内容になっています。

 おそらくは 1回見ただけじゃ思いつかない部分も多いと思います。

 大空ライトが言った事は事実です。

 それは同じ子役だったリリィも認めているでしょう。

 ライト「俺たちは嫌でも歳を取って大人になっていくんだからな」

 ここでリリィが表情を曇らせているのは、ライトの発言の正当性と同時に、自分も同じ境遇で苦しんだ事を思い出したからでしょう。

 恐らくサキの第2話とは異なり、大人になれない事を憂いてはいません。

 ただ、ここでの大きな違いは、「自分の売りが無くなる」点を危惧しているライトと、「純粋に大人になりたくない、今のままでいたい」と願ったリリィでしょう。

 でもライトの苦悩はリリィにもすごく分かる。

 死んで永遠の子どもを手に入れたリリィはその苦悩からは解き放たれました。

 そこの部分がリリィが少し負い目を感じた部分でもあると思います。

 しかし、リリィ自体は死んだこともゾンビィ化したことも、全く後悔していないのは前期で分かっています。

 だから、むしろ自分には出来なかった成長するための努力をしようと努力しているライトに思う所があったのでしょう。

 彼の表裏の態度はともかくw彼の思考や実践は至極まっとうなものだと思います。

 だからこそリリィは何も言い返さずに彼と別れたのでしょう。

 実際、言い返せる部分があれば瞬時に言い返すのがリリィですからねw

 「それはライトくんも一緒だよね?」ってw

 

シーン5 本選開始

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14:30

 この曲被りについて少し考察。

 Bパート直後にフランシュシュの前の客が「決勝戦は二人とも歌やて」と言っているので、本選前に何らかの形で二人のパフォーマンスが告知されている事は分かります。

 この場合、曲名までは告知されていません。

 されたなら客もそっちに触れるでしょうし、フランシュシュだって気付いているはずですから。

 恐らくエントリーの段階で予選の内容と本選の内容はどちらも申告しているのが普通です。

 という事は、ライト側が何らかの方法で番組スタッフからリリィの歌の情報を得て、同じ歌をぶつけてくる事も出来るでしょう。

 ライトはこれに参加する時点で出場者を調べ上げて、もっとも有力であろうリリィを潰すために同じ歌を練習してきた、と判断するべきでしょうか。

 ただ、この場合は佐賀文化会館以前の話なので作中で描写するのが難しいですよね。

 しかしストーリー的には彼の性格の悪さの描写を念入りにしているために、彼がリリィ潰しのために画策したと捉えられるでしょう。

 

 しかし私が気になったのは…

 リリィと控室で二人だけ話しているときに、意図的に同じ曲をぶつけているようなニュアンスの発言は一切していません。

 彼は純粋に実力だけでリリィに勝つつもりな発言の仕方なんですよね。

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17:03

 リリィが歌い始めて彼がハッとしたのは、16:31に演奏が始まってからスキャットパートが終わって日本語歌詞が出てきた時なんです。

 この時に彼が初めて(この曲はだ)という事に気付いたとしたら話は変わってきます。

 リリィのアレンジでは16:44までのイントロは4拍子で、曲が始まると3拍子です。

 もともとこの曲が3拍子だと分かっているライトでも、少なくともイントロが終わるまではこれが命だと気付く事は不可能なはずです。

 もし彼が事前に知っていたとしたら、もっといぶかしげな表情から驚くはずなんです。

 おかしい…同じ曲のはずなのに…

 →同じ曲のアレンジか!!

 しかし彼の表情を見ていると最初は無表情で

 なんだこの曲…

 →同じ曲じゃねぇか!!

 って驚き方に見えるんですよね。

 ここで初めて彼が「曲被りをしてしまって、それを避けるためにアレンジを加えた」ことに気付いたとする方が自然でしょう。

 なぜなら、そもそもライトが参戦する事を地方の一般人は知りえないから、ライト対策をすることは出来ないからです。

 だから私は曲被りは偶然説を唱えます。

 もし他の説がありましたらコメントよろしくお願いいたしますw

 

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14:19

 ただ、そうなるとここの一言が不思議。

 ライトが歌い始める前に「童謡かな?」と、この中華系ハーフのような審査員は言ってます。

 もし審査員に事前に曲名まで知らされているのならこの発言は不自然です。

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16:34

 しかし、この審査員たちはリリィの番になり、曲が始まった瞬間に紙を見て驚いています。

 つまりこの紙にはリリィの演目がである事が書かれているはず。

 ただそれと全く異なるイントロが始まったから驚いていたのでしょう。

 つまり審査員側は知っていて、ライトは知らなかった。

 だから驚くのが遅れた、と判断する方が良いのでは?

 もっとも審査員に演目内容の紙が渡されるのが、どのタイミングになのかは確定のしようがありません。

 もしかしたら一人ずつADが紙を渡してるのかもしれませんしね。

 まあ、そんな段取り悪い事しないでしょうけどw

 じゃあ青審査員の「童謡かな?」は何だ?!

 知ってた上での発言だとしたら、完全にブラフです。

 ただそれをする必要性は?

 これは完全に私の推測です。

 推測パターン その1

 【この審査員はを知らない。】

 命知らずw

 う~ん、設定的にはこの曲は国民的有名曲って感じなので不自然。

 「命」ってタイトルの童謡なんかあるかよwww

 よしんばあったとしても、命と聞いて童謡かな?と思うセンスはおかしいw

 そんな子どもに生命賛歌歌わせるようなヤバい曲はいやだw

 推測パターン その2

 【視聴者のハードルを下げるため】

 彼がライトと結託しているかどうかは分かりませんが、彼が最初からライト贔屓だった可能性。

 この発言の効果は

 1:ライトは天才子役として知名度があり、視聴者は彼を純朴な子どもとして認識している。

 2:純朴な子どもだから童謡を歌うかもしれない、と先に刷り込ませる。

 3:そして天才的歌唱力でしっとりとした名曲を歌い上げる。

 この2と3の落差を生むための発言だとしたら、ライトの曲名を知ってるはずなのにこの発言をした意味が生まれます。

 そしてライトが優勝した事にも説得力が生まれるかと。

 

 とは言っても、これは完全に裏の取れない私の妄想なのであまり真剣に考えないようにw

 

リトルパラッポ

 例によって歌部分は別でw 

 

シーン6 男子トイレの友情

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18:24

 ここで巽は何を考えていたのでしょう?

 まあ順当に行くなら、真っ先に諦めた自分を反省でしょうなw

 これによって今後の話で巽が不屈のプロデューサー魂を羽ばたかせてくれれば、この話も生きることになるでしょう。

 間違ってもムツゴロウ芸がウケなかった事を本気で悩んでいる姿で無い事を祈りたい。

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19:29

 あと2フレーム拍手はいいとして、1階席が完全に空席w

 いや、ここは別に全然大事な部分じゃないから円盤でも直さなくても、まったく問題ないですけどw

 

 しょうもないネタはほっといて、第5話の主題とも言えるトイレのシーンに行きましょう。

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19:50

 ライト「俺だったら無理だ…。負けだ。番組では勝っても表現者としては俺は…」

 ここの言い方も私が、本気でライトが曲被りを知らなかったように感じるポイント。

 もし策を練った上で負けていたのなら、策を破られた事をもっと怒るはずです。

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20:22

 ライト「てか、ここ男子トイレだぞ。」

 リリィ「6号は6号だからいいの。」

 よし、何の問題もないな!(白目

 これ、もしリリィの正雄ネタを使うためにわざわざ控室じゃなくてトイレにしたのなら、スタッフの悪ノリですよねw

 まあマネージャーから逃げるためという方便もありますが。

 それにしても、リリィの言い方がかわいい。

 

 以下、リリィのセリフの書き起こし。

 6号はね、永遠にず~っとトィンクルなんだよ。

 フランシュシュのみんなも同じ。

 これからもずっとず~っとトィンクルスターだから。

 だから6号はみんなのためにも~っとスーパートィンクルスターになるって決めたんだ。

 ここの言葉は

 トィンクル → ゾンビィ(不死・永遠)

 スター → アイドル

 に変換して聞けばつじつまが合います。リリィにとってはゾンビィはトィンクルな存在なのです。

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15:55

 ここでも「みんなのために、飛び立てる!」と言っているように、今回のリリィ回の主要なポイントの一つとして「自分だけがかわいかったリリィが、フランシュシュのためのリリィに成長する」という部分があります。

 いや、別に今までリリィが独善的な事をしてたシーンは無いですけどね。

 むしろそこが今回の話の方向性が若干分かりにくくなっている原因かと思います。

 たぶん上っ面だけ見たら、元祖天才子役が新人天才子役を才能で打ち負かした話、に思われかねません。

 ちょっとライトを悪く描きすぎたかなぁ?と。

 あと、もう少しフランシュシュ全員がリリィに言葉がけしてた方が良かったかも。

 回想でリリィに声かけてたのさくらだけだからね。

 

 

 ま、それはともかく、

 自分のために全力のライト。

 みんなのために全力のリリィ。

 どちらが偉いとか偉くないとかじゃなくて、リリィはただ静かに自分の決意を語っています。

 そして自分とは違う道を選択するライトを素直に祝福していますね。

 そこには何の打算も無い。

 おまえ天使かよぉ…

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21:52

 結果的にライトの心を溶かして和解して終わります。

 そして敗者にこそなったものの、ネット上ではリリィのダンスやスキャットが流行って、結果的に子どもという新しいファン層を獲得してフランシュシュはさらに飛躍をするのであった…的な終わり方w

 

次回予告

 リリィだよ。

 みんなのミラクルが全部かなうといいな。

 頑張れば未来はきっと、掛け値なしのトィンクル。

 次回、ゾンビランドガリベンジ第6話。

 『ウォーキング・ベット SAGA』

 見てね。

 

 ゆうぎり回と思いきや、まさかの

 山田たえ(29) はじめてのおつかい

 第2期が始まってから、今までの知的描写はこの第6話を成立させるために盛り込んだと言っても過言ではない。

 コッコさん・大木場記者・吉野警官・久中製薬の偉い人・万梨阿ちゃん、と今までのキャラたちがかなり登場するようです。

 単なるギャグ回のように見せて、意外とストーリーが進展するのかも?

 そして最後にたえちゃんの首が飛んでるんだよなぁ…

 これで今までの成長がリセットされたらかわいそうだなぁ…w

 

 それはともかく、衣川さんはそろそろ怒っていい。

 1期は自分だけ当番回がなかった上に、当番回順でたえちゃんに負ける。

 ゆうぎり回に3話は費やしてくれないと割に合わない。

 いや冗談ですよ?w

 

 まあ、どんなに考えても木曜日には答えが出るので、それまでは楽しみに待ちましょうw

 それではまた次回!