第9話『佐賀事変 其ノ弐』を語る Bパート
Bパート アイキャッチ
神埼そうめん。崎じゃないから注意。
地理的にはAパートの九年庵と同じ神埼市にあるんですけど、もしかしてAパートと同じ屋敷なのかな?季節と見る方向でこんなに印象って変わるもんかしら?
これ、地味に面白いのが愛と純子の表情。(と思ってたら、やっぱ他の人も感じてたようでTwitterでもちょっと絵描きさんが反応してて面白かったw)
笑顔のようにも見えるし、虚無のようにも見える。
まあ愛は炭水化物嫌いだから、そうめんみたいに炭水化物オンリーの食事は実はあんま嬉しくないのかもしれないw
フランシュシュが食べている様子も無いし、桶の中にそうめんも浮いていない。
たえちゃんのもの欲しそうな表用から推測するに、純子が運んできてこれから流しそうめんが始まるんだろうね。
…なんでゆうぎり一人で食べてるん?w
シーン6 雪の夜 逃亡
正次郎「佐賀に潜む逆賊の監視が俺の役目。」
ここで正次郎が喜一に自分の正体を明かすわけですが、これは彼なりの後ろめたさなのかもしれません。
その気になれば別に喜一に黙って逃げることも出来たでしょう。
しかしあえて正体を晒した上で警告をするのは、やっぱり心のどこかで(もうやめてくれ!)という悲鳴があったのかもしれません。
どうでもいいけど、ここのシーンの刀が全て直刀に見えるのがちょっと気になるw
そうでもなければ、1対8を瞬殺できる男が喜一を斬り損ねるわけがありません。
正次郎「この国はまだ歪で野蛮だ。他にどこにも生きる術を持たない、選べもしない奴らがごまんといる。」
これは彼自身の事です。
ちょい政治的な話↓
古来からずっと、現在の世界でも同じ問題って続いてるんですよね。
どこの国だろうが『古い身分制度が変革によって消えました』とだけ聞けば、なんか良い事のように感じる人も多いと思います。
でも実際にはほどんどの人々はただただ野放図に放り出されて、今までの社会システムだけが壊されてむしろ以前よりも貧困にあえぐ結果になったり。
るろうに剣心でもそういう話ってありましたけど、今の紛争地域でも同じような現象って普通に起きてるんですよね。
生まれた時から戦う事しかしてなかった兵士が、ある日突然平和になっても何もできない状態になって困るだけ。
実際、明治維新以降の士族の反乱ってそういう側面もあったりしたんですよね。
ここまで↑
幕府の犬だったのが政府の犬に変わっただけで、やる事は密偵暗殺。
武士の誇りなんてどこにもないけど、それ以外に自分が役立つ方法が見つからなかった正次郎。
それに対して究極の理想を掲げた喜一。
彼の理想論に少しの希望を感じつつも、そうもいかない正次郎。
だって「みんなが自分らしく人生を選べるように」って言ったって、その願いが「前のままが良かった」って人だけは「お前は『みんな』のうちに入れねーから!」って言われてしまうんですから。
明治維新自体、そういう功罪を併せ持っている事件ですからね。
そういう側面も含めて正次郎は「この国は歪で野蛮だ」って言ってたんだと思います。
正次郎「答えろよ!喜一!」
ここの内山昂輝さんの言い方がすごくいい。
ほんと、自分でも分かっている理不尽な怒りを叫ばずにはいられない哀しさがこもっています。
なのに…
…は?w
いやもう、初見はマジで目が点になりましたw
そりゃね、もちろんゆうぎりが止めに入るのは予想してましたよ?
だからって三味線の仕込み刀はねぇよwww
え~、以前の考察の一文をお詫びと共に訂正させていただきます。
細かい事ですが、三味線は絶対に立てかけてはいけません。 もともと下に根緒という飛び出した部分がありますから、超絶不安定な上に、もし倒れたら一発で竿が折れます。
第8話『佐賀事変 其ノ壱』を語る Bパート
この三味線の竿は折れません(白目
もしあのシーンのありえない三味線の立てかけが『この三味線の竿はめっちゃ硬いねんでぇ~』という伏線だとしたら悪趣味すぎるわwww
でもビィン!っていう弦が切れた音が入るのは好き。
ただ弦は3本あるから3本分鳴ってくれてもよかったかなぁ。
そしてちょっとした可能性を考察。
1:ゆうぎりは三味線から半分刃を抜いた状態で受けている
2:つまり受けた時にはすでに鞘から半分は抜かれていた
3:しかし弦の切れた音がしたのは剣戟音の前
つまり
姐さんは腕力で弦を引きちぎりながら刀を抜いた
って事だよね?w
いやまあ、三味線の弦ってそこまで硬度ないから不可能じゃないとは思うけどw
まあ鍔迫り合いで正次郎に押し勝つ筋力持ってるなら不自然じゃないよねw
ここ↑のシーンは円盤で描き直してほしいなぁ。
正次郎が全体的にちょっと残念なのもそうなんだけど、刃を下側にして納刀してるんよねぇw
これだけ訓練された武士がその納刀はしないだろうよw
この前のシーンでは正次郎も佐賀藩士たちも、どっちもちゃんと刃を上にして納刀してあったから、そこのシーンだけが間違えてる。
まあシーン全体的に正次郎の鞘が出たり消えたりするのは目を瞑りますから、そこだけは直してくれると嬉しいなぁw
あと少し気になるのが、正次郎が巡査たちが来た時に逃げたこと。
あれ?正次郎って明治政府側の人間じゃないの?
って事は政府から密命を受けて動いていたから、一般的な公僕に対しては全く無力だったって事かな?
まあ裁判とかになれば裏で手が回るんだろうけど。
ロメロかわいい。
じゃなくてw
この瞬間、本当に佐賀ゲージが0になりかけたんでしょう。
つまりは二人の青年が別れてしまった事が、どれだけ佐賀の未来にとって大切だったのか。
シーン7 三瀬峠
悔やむ喜一の言葉を静かに聞くゆうぎり。
喜一の甘さなんてゆうりぎの中ではある程度分かっていた事。それでも喜一の理想を見たかったゆうぎりは黙っているんでしょうね。
ここのゆうぎりビンタ演出いいよね。
全く変なタメも無いし、余韻も無い。本気のビンタ。
ここで今まで見たいなノリでやったら、ほんとただのギャグになっちゃうw
ゆうぎり「三瀬峠を抜けて博多から船で長崎に渡りなんし。そこから先の事はここに記してありんす。わっちの昔なじみの皆様方に頼んでおきんした。その方々の力ならばたとえお上の追手であっても喜一はんには手出しはできんせん。」
さらっとまたチート発言してるなぁw
佐賀事変の歌詞の中にも登場する三瀬峠ですね。
ちなみに行き先が長崎で、お上の追手が届かないとなると、たぶん出島とかの領事館系で治外法権になっている場所の事でしょうね。
ゆうぎりがどうやって外交員とかと馴染みになったのかはもう考える気力もありませんがw
突然の煙管
いや~明治編では一度もゆうぎりはタバコを吸っていないから、てっきり次回予告のこのシーンは現代だとおもったけど、よく考えたら頭のハートが無いからんなこたなかったなw
この突然登場した小道具は、ゆうぎりの吉原時代とかに近い精神状態って描写なんですかね。
伝説の花魁あらため、鬼を継ぐ者となったゆうぎり。
日比谷の旦那に武芸を仕込まれた時の精神状態を表す小道具なのだとしたら、むしろ現代のゆうぎりは結構荒んでるというか、常在戦場な状態って事?w
ゆうぎり「抜かずの吉右衛門という名を聞いた事はありんすか?」
正次郎「…ハッ?!…日比谷の鬼…!」
おっさん「…はっ?…どちら様ですか?」
いやいやいや、そこは何かしら伏線張っておくべきでしょ。
もしかして第8話冒頭の「日比谷の旦那が相手じゃ、さすがの歴々も分が悪いさね」って女将のセリフ、単純に金とか権力とか関係なく怖い人って事ですか?!
これ、元ネタの人いるのかなぁ…?
ちょっと考えてみたけど、たぶん歴史の表舞台に出ない人だろうなぁ。
吉右衛門でググってみたら、歌舞伎俳優の中村吉右衛門さんがひっかかって、調べてみたら鬼平犯科帳の主人公、長谷川平蔵役をやってた。
この長谷川平蔵は元のモデルは存在するけど架空の人物。
設定では「本所の鬼」と呼ばれて恐れられた時期があるって事ですから、その辺がベースになってるのかな?
もっとも鬼平は江戸中期の話ですが。
その辺から推測するに、恐らく日比谷の鬼とは「公人もしくはそれに近い立場でありながら絶大な武力を誇るが、それを振りかざすことはしない人物」ってところでしょうか?
ここでゆうぎりが仕込み三味線の鞘側を捨てています。
ベタな表現とも言えますが、死を覚悟した状態を表現です。
ゆうぎりとしては逃がした喜一を生かすために、追手の正次郎を本気で殺すつもりだし、なんなら後から来る巡査たちも全員殺すつもり。
そしてそれが出来るくらいの実力はあるから怖いw
ちなみにこの当時の警官はほとんど拳銃を持っていないので刀で普通に戦えます。
正次郎「悪ぃな。とんだ貧乏くじを押し付けて。」
そんなゆうぎりですから、当然斬り結んだ瞬間に正次郎が完全に斬られる気マンマンな事にも気付いた訳です。
正次郎としては喜一を逃したらどうせ責任で殺されてたでしょうし、喜一と一緒に逃げるという選択肢も選べなかった。
だから戦って死んだ、殺されたという体(てい)が欲しかったんでしょう。
結局どちらにしろ死ぬしかない正次郎の、遠回しな自殺幇助を担がされたゆうぎりが貧乏くじを引かされたって感じになっちゃいました。
私、ここのシーンいいなと思います。
けっこう斬られてからベラベラ喋られると、お前そんな軽傷なのかよwと感じちゃいますので、ほんと二~三言程度で納めてくれた方がリアリティがあって良い。
シーン8 ゆうぎりの処刑
人生三大死ぬまでに言ってみたいセリフ
「あなたがこの手紙を読むころには私はもうこの世にはいないでしょう」
これ演出的な問題で時間の感覚が分かりにくくなっているけど、徐福が手紙を読んでいるのは本当にゆうぎりが処刑された後でしょう。
もしくは徐福が目覚めたのはゆうぎりの首が落ちた瞬間かもしれません。
ゆうぎりは自分の命をもって、佐賀の命を繋ぎとめたとも言えます。
現代で徐福が「どでけぇ借りが」って言ってたのは、佐賀=徐福の命の恩人って事でしたか…
いや、でけぇってレベルじゃないよ?なんなら救世主よ?
そして久々の時系列考察w
まずは時間から。
正次郎が佐賀藩士を斬ったのが18時くらいだとしましょう。12月は日が短いですからね。そのくらいの時間には完全に真っ暗です。
そして佐賀城付近から三瀬峠近くまでの距離が約30km。
平均的な時速5kmで歩いたとしても6時間はかかる。
雪が降っている事や追手から隠れている事を考慮したら、喜一と別れたのが0時くらい。その後正次郎を待って、戦ったのは1~2時くらいになったんじゃないかな?
次に日付。
そもそも佐賀藩士が長崎権令を討とうとしたのが「12月初旬」だったので、12/1~10の間です。
そしてゆうぎりはその翌日には捉えられているはずですから、最遅で12/11捕縛。
しかしゆうぎりの命日は12月28日です。
つまり処刑までに2週間ほど間が空いています。
だからそれなりに尋問・検証・審議に時間は割かれていたんだと思います。
第1期からの謎だった部分
ところが日本最後の法による斬首刑は明治12年らしいので、設定の没年明治15年だとつじつまが合わないよね。 という事は個人的な殺害、つまりは殺人の被害者という線が濃厚。
おっさん 『ゆうぎり』を語る
ちっくしょ~!!そう来たか!!
確かに裁判上の刑罰として斬首刑は廃止されたけど、別に斬首で死んだ人がゼロとは書かれてなかった!
まして当時の軍部であれば、軍法会議とかで勝手に処刑とかしちゃうわ。
そういう意味では軍部のリンチ(私刑)だと思えば、予想はそこまで外れてなかった(悔しい)
いや~政府がらみじゃなくて軍部がらみだったか…
実在の法律の施行タイミングの盲点を上手く突いて、想像の斜め上の解決方法を提示してくるあたりが、安定のゾンサガクオリティw
ただ、この一連の喜一の活動(佐賀事変)が軍部預かりになっているのは不思議ですね。
って事は、正次郎は警察関係じゃなくて陸軍関係の密偵だったって事になるのかな…?
巡査は当時の東京警視庁管轄で、陸軍とは別です。
やはり佐賀の乱があったから、警察だけでなく軍部も佐賀対策に力を入れていたって事でしょうか?
喜一の存在も名前も正次郎経由で軍部に知られていたから、喜一を逃したとなると責任問題になる。
だから首謀者を見つけました。処刑しました。って事実が欲しかったんだろうな。陸軍としては。それが本物の首謀者かどうかなんて大して問題じゃなさそう。
なんなら桃崎喜一として処刑された可能性すらある。
先ほど「尋問・検証・審議に時間は割かれていた」とか書いたけど、実際にはほとんどが政治的折衝の時間だったのかも。
そしてこれは私の単なる妄想だけどさ…
8月4日の陸軍治罪法制定の発端がゆうぎり処刑だったとしたらすごいなって。
だって当時の政界でゆうぎりを知らない人はいなかったでしょ。
どんな経緯があったにしても、どう考えてもゆうぎりが佐賀事変の首謀者な訳が無い事は政治家は全員分かるかとw
そんなゆうぎりが軍部のメンツのために勝手に処刑されたとなったら、そら政府のお偉いさん怒るでしょ。
その結果が軍部の私刑を制限する立法なんだとしたら、ゆうぎりは後世のもっとたくさんの人を救った事にもなったんじゃないかなぁ…なんてねw
ゾンサガ史上最高クオリティ作画
いやもう、そりゃこの1枚が最高じゃなかったらどうすんだって話ですけどねw
ただただ哀しくて美しい。
シーン9 佐賀事変 ~ED
そしてフランシュシュへ。
ここで一番大事なのは、なぜ佐賀事変という曲が作られたか?です。
ゾンサガの曲は第1期から通して、基本的にストーリーにのっとった歌ですよね。
まあ、例外も多いっちゃ多いですけどw
例外一覧
・アイアンフリル全般
・ラップ
・イカの魂無駄にはしない
・風の強い日は嫌いか?
・50と4の忘れ物
・リトルパラッポ
これらの基本的な共通点は設定上、巽が作っていないって事です。
・特攻DANCE
・ぶっちゃけてフォーユー
この2曲は迷ったんだよなぁ。
特攻DANCEはサキのキャラソン的なニュアンスが強いし、ぶっちゃけてフォーユーは完全に学園祭用のお祭り曲だし。
ま、その辺はともかく
じゃあ、なんで巽は佐賀事変を作ったの?という疑問が残ります。
フランシュシュが歌う以上は、巽に頼んで作詞作曲をしてもらう必要があります。
もちろん巽がその子のソロ用に曲を作って、お前が歌うんじゃい!と押し付ける場合もあるでしょう。
ただ、佐賀事変は歌詞の内容が完璧に具体的。
でも内容的にはちょっとストーリーから外れる部分もあったり。
まあ、シナリオ作る前に歌詞作っちゃったから仕方ないけどw
という事は巽はゆうぎりの過去・事情を知っている上であの歌詞を書いたと言うべきでしょう。
どうやって巽はゆうぎりの過去を知ったのか?
それとも元々知っていたのか?徐福から聞いた?
その辺は闇の中ですね。
ここでふと気づいたのが、巽の服。
喜一の紅と正次郎の紺なんですよね。
もちろん二人のキャラデザの段階で意図したんだとは思いますが、上手いな、と。
巽は喜一の理想と正次郎の冷静さを併せ持った人物という事でしょうか。
もしかしたら、ゆうぎりは巽のそういう部分を見抜いて、彼の手伝いをしようと思ったんですかね。
ちゃんと椅子を戻す純子。
Twitterでも指摘しましたけど、喜一からもらった櫛ですね。
煙管もそうですけど、ゆうぎりの遺品はどうやって回収したんでしょうね?
徐福以外に回収・補完できる人はいないはずですから、無人となった屋敷に一人で行って遺品整理をしたんでしょうか。
そしてライブが始まります。
楽曲に関しては過去に書きましたから、考察はしないと思います。するかもだけどw
なので、今回は映像面だけ話をします。
まずは一番大事な一言を…
おまえら!
たえちゃんだけずっと追って観てみろ!!
たえちゃんのダンスレベルがガチ上がりしてます。
手足のキレがまだゆるいだけで、リズムもタイミングもほとんど一致してます。
今回のライブハウス版モーションは以前のMVとは別に完全新録してます。
MV版のたえちゃんモーションは第1期のたえちゃんの動き方ですw
これは最終回には完全覚醒たえちゃん(動きのみ)が来るんじゃないか?!
それにしても、ほんと2期になってCGレベルが跳ね上がったよなぁ。
もちろん大画面で見ればわかるんだけど、このサイズであればほぼ分からない。
これは第3期はフルCGでもいいんじゃないか?と思えてくるレベル。
やっぱ自然光の中だとまだ違和感残るけど、こういう特殊照明下だったら分かんない。
私の好きな振り付け。
♪何枚花びらちぎって (竜胆竜胆)
のところのフランシュシュの踊り方がすごく個性が出てて良い。
これはライブでもそうでしたw
純子は深めに腰を落として首も前方向も含めて割と大きく振る。
リリィは浅めで腕もちょい直線的。首は単純に左右振り。やっぱ少年っぽくて良い。
愛は浅めなんだけど手足を伸ばした後にちょいとクイッってしなを作る感じが、ちょっと種田さんの歌い方に似てる部分があったりw
サキは少し外側から回るように腕を伸ばして、腰は少し引いてるから、なんかおひけぇなすってぇ!のポーズっぽくてめっちゃサキらしくて好き。
さくらは直線的なんだけど、すごくリズミカルに体でリズムを取ってる。腰も浅めでちょっと太ももが浮くクセがあるのね。
たえちゃんはすげぇ!よくここまで成長したな!ってくらいの上手さ。
でもたぶんダンサーさん的には最も苦労するんじゃないかなぁ。絶妙に下手って、プロからしたらすげーやりにくいと思うw
だからさぁ…お前さぁ…
ずりぃ演出すんなよ…
そんなん泣くやん。泣くしかないやん…
どこかの世界線にはこういう未来もあったのかなぁ…
ここすげぇよ?
3人ともモーション違うんだもん。手足の動かし方から歩幅まで全部違う。
描き方としては、1枚に3人ずつ描いたってよりは、1人ずつ完成させていった感じかな?
これもし1枚で同時に描いてたら、その人めっちゃ上手い人ですわ。
これは間違いなく、この3人娘が大好きな奴がいたに違いない!
でなかったら、一番右の娘だけニコッと笑うとか、そんなんやらんわ!
シーン10 BAR New Jofuku
どうやら今まで描かれていなかっただけで、ゆうぎりは復活以降何度もバーに顔を出している感じですね。
徐福も巽には見せたことのない柔らかい表情をゆうぎりには見せています。
ゆうぎり「わっちはやはりお客はんの前で歌ったて踊るのが好きなようでありんす。」
なるほど。今まであまり描かれてはいませんでしたが、ゆうぎりも好きでアイドルやってるのが確認できてホッとしました。
ただ花魁時代はお客はんとは言っても数人の前だったとは思います。大衆演劇みたいな舞台で踊るんじゃなくて、ほんとお座敷で数人の要人の前で踊る感じ。
それでも自分の踊りで目の前の人が喜んでくれるのが嬉しいってのが、根っからのエンターテイナーなんですなぁ。
徐福「なら、あいつがあんだけ必死にかけずりまわった甲斐もあったって訳だ」
このセリフで巽と喜一の関連性は切れたと思って良いでしょう。
ここの「かけずりまわった」はゆうぎりの死後、長崎に渡った喜一が佐賀復活のために東奔西走した事を指しているかな。
ゆうぎり「ほんに、ありがとうざんした」
この礼はそんな喜一のサポートに影から助力をしてくれた徐福への言葉ですね。
ところで、喜一はゆうぎりの死をいつ知ったのかが気になりますね。その辺も知りたかったなぁ…たぶん佐賀県が復活した後なんだろうなぁ。
てかさ、本気で佐賀事変だけで1クールやれる内容だった気がするんだけどw
ゆうぎり「今度はわっちの番でありんす。この新たな佐賀でわっち自身で道を選んで歩いていきんす」
さて、ここの「わっちの番」がどこにかかるのかが問題です。
徐福が喜一の手助けをして佐賀復活を遂げた事に対して「今度はわっちの番」なのだとしたら、ゆうぎりは巽の手助けをして佐賀の発展に尽力するという意思表示になります。
これがもし喜一が佐賀を救おうと必死になった事に対して「今度はわっちの番」なのだとすると、ゆうぎりは今後、あの時の喜一のように必死になって彼女が考える佐賀復活の手段を考えるようになるんですね。
これが巽に寄り添うのか添わないのかの分かれ道になったら面白いですねw
個人的には巽に対して心が一番近いのはもちろんさくらでしょうけど、二番目ってゆうぎりな気がするんですよね。その辺は割と1期でも感じてましたけど。
ゆうぎり「同じ志の仲間もおりんすしな」
でもそうなると、この仲間の対象がフランシュシュになるのか巽になるのかが分かれるんだよねぇw
さて、どっちでしょう。その辺は今後明らかになるか?!
次回予告
サキです!
姐さんだけには勝てる気がせんちゃんな~
リベンジ果たすまでは誰にも負けんばい!
『ゾンビたちはどう復讐するのか SAGA』
夜露死苦!
野生は本能的に絶対に戦っちゃいけない相手ってのを嗅覚で嗅ぎ分けているのさw
なんせサキのはケンカ。ゆうぎりは死合い。土俵が違う。
そして相変わらず不穏な次回予告w
なんか純子がめんどくさそうだし
フランシュシュがバラバラになりそうだし
大古場さんが巽に詰め寄っているっぽいシーンがあったし。
起承転結で言うなら
起 第1話
承 第2~7話
転 第10~11話
結 第12話
って感じですかね。
正直また、ちょい詰め込み過ぎてない?と心配にはなりますがw
何もなくても木曜は来る!
それではまた次回の考察でお会いしましょう!