めっちゃ早口で言ってそうなブログ

アニメを語りたいおっさんが、誰にも頼まれないのに勝手に深掘りしている(気になる)ブログです。

おっさん 『徐福』を語る

※長文注意

伝説の詐欺師 徐福

https://i1.wp.com/animedeeply.com/wp-content/uploads/2018/12/zls01206.jpg?resize=680%2C370&ssl=1

現在判明している情報

 ・佐賀のどこかにあるBAR New Jofukuのマスター

 ・巽幸太郎の知己

 ・ゆうぎりと関係があり、大恩がある

 これだけ!少なっ!w

 

 第10話で巽がいた小料理屋の名前が「徐福庵」なのを見た時に、(徐福とかマニアックなところ突くなぁw)と笑っていただけの自分を殴りたかった。

 徐福→不老不死→ゾンビィ

 こんな簡単な連想が出来ていれば第11話の徐福さんの登場に驚かなくて済んだものを……。

 とは言え、予想できていたとしても、まさかご本人(?)が別の店をやってるなんて絶対予想出来なかったけどw

 まあ、そんな話はともかく一応徐福さんについて軽く説明を。詳しい事はWikiでも読んでください。

 徐福 - Wikipedia

 

 

徐福とは

http://fanblogs.jp/lunakoh/file/DSCN0765.JPG

 (佐賀市にある徐福像)

 生没年不明(紀元前3世紀ごろ)

 秦の始皇帝の命を受け、桃源郷と不老不死の霊薬を探しに3000人の童子童女を連れて旅に出たとされる実在の人物。

 向かった先は海の向こう、東方の果て。それが日本と言う説。

 史書によると、結局霊薬は見つからず秦には帰らなかったという。

 一説には蓬莱山(富士山)まで来たという。

 

 さてここからガチ考察です。

 と言うか、アニメ内の情報が少な過ぎて完全に妄想のレベルなので、真に受けないようにお気を付けくださいw

 

 まず、巽とゆうぎりの話をしていたり「あの時代は楽しかった」と言っているところから、不老不死の人物だという事は確定でしょう。

 しかし彼がゾンビィかどうかというと半々だとは思うのですが、私は人間派。

 ではなぜ彼は不老不死なのか?

 それはもちろん神秘の霊薬を飲んだからですね。

 その時の状況を妄想してみると、割と順当だったりします。(ゾンサガ関係ない状況です)

 まず、蓬莱山の頂上で霊薬を見つけたとしましょう。

 しかし不老不死の薬なんて誰も見たことがないんだから、それが本物かどうかなんて確かめようがないw

 どうやって確かめるか?→自分で飲んでみるしかない。

 で、飲んでみたらマジだった!という訳です。

 不老不死の薬を手に徐福は考えました。

 (これ持って咸陽(かんよう)に戻ったらヤバい。あんな男(始皇帝)が不老不死になったらこの世が地獄になる!)

 ちなみに咸陽は秦の首都です。

 まあ、当時の中原の皇帝なんて独裁者です。もちろんものすごい功績を上げた中国の歴史上でも傑出した皇帝なのは事実なんですけど、しょせんは強権的なのです。

 (帰って「見つかりませんでした」なんて報告したら確実に死刑になる。でも不死になったら死刑でばれる。……よし、帰らんとこ!)

 こうなるんですね。

 霊薬を見つけてしまったせいで逆に帰れなくなるという皮肉。まあ、見つけても見つけなくても徐福さん詰んでるですけどw

 そして帰らずに日本に留まった。

 彼が霊薬を探しに来た・留まった、という伝説は日本各地に残っているそうです。

 その伝説の地の一つが佐賀なのですね。

 

 ちなみに竹取物語かぐや姫)の中でも不老不死の薬は最後に富士山の頂上に持って行って焼かれます(焼かれたはず)。しかしその薬を徐福さんが手に入れた可能性は無いでしょう。時代が全く違いますから。

 

徐福とゆうぎりと巽と…

 徐福に関わる人物で確定なのがゆうぎりと巽。

 ゆうぎりは明治維新の頃に徐福と関わっている事が明言されてましたね。

 明治維新頃のゆうぎりの考察に関しては以下をどうぞ。 

akohib.hateblo.jp

 そして彼女がゾンビィだと言う事は、生前の彼女は徐福から不老不死の薬をもらっていないという事でしょう。

 

 そしてここは今回最大の考察という名の妄想です。笑うところです。

 巽幸太郎も不老不死なのではないか?

 本当は小文字でひっそり書きたいくらいに恥ずかしい予想w

 しかし、完全に無根拠ではないのです。

  第11話9:07からの書き起こし

https://pbs.twimg.com/media/DuTt_-JUcAAEESW.jpg:small

 徐福「ゆうぎりに手ぇ出すんじゃねえぞ。アイツにはどでけぇ借りがある。」

 巽「いつの話ですか……。」

 徐福「あの頃はずいぶんと面白れぇ時代だった。」

 巽「昔は良かったって言う大人、かっこ悪いですよ。」

 徐福「ちっ、おめえが言うか……。」

 

 これ、徐福と一緒にその時代を生きていたとしても成り立つ会話ですよね?

 そしてもう一つの論拠↓

 『巽幸太郎が目指す「ゾンビランドサガプロジェクト」は佐賀を救う、つまり佐賀に活気を取り戻そうとするプロジェクト』

 じゃあその「活気」の基準ってなんなのさ?

 間違いなく佐賀が元気だった時代ですよね。

 しかし(佐賀の方には大変申し訳ないですが)おっさんレベルの年齢でも佐賀県が元気だったなんて話を聞いた記憶なんてござませんw 少なくとも戦後ではないはず。

 という事は、もっと前。昭和初期?大正?明治?

 ここで一つの考察ポイント。

 巽は「サガ」と言って徐福は「肥前(ひぜん)」と言っていました。

 という事は巽の基準は「あの土地が佐賀と呼ばれていた時期」でしょう。

 調べたら廃藩置県により佐賀県という名称が生まれたのは最速で明治3年。

 しかしその後、分離統合されたり、佐賀の乱(明治9年)の罰として佐賀県の名が日本から消滅したりして、再び佐賀県の名が復活したのが明治16年

佐賀の乱 - Wikipedia

 つまりゆうぎりの死の翌年なのです。

 これによって「どでけぇ借り」とはもしかしたら

 『ゆうぎりが命を賭して政界を暗躍して、佐賀の名を復活させた

 という可能性があるのです。そしてその代償として暗殺(斬首)された。

 もしこれが本当なら「どでけぇ」なんてレベルの借りじゃなくなりますけどねw

 むしろ佐賀県民はゆうぎりにひれ伏さなければならないレベルw

 これが『可能性1:巽はゆうぎりと同じ時代を生きた』です。

 

 余談ですが、結局巽のプロジェクトは「良かった時に戻す計画」ですから、結局徐福さんと言ってる事は大差ないのです。だから「おめぇが言うか」って言われたんですねw

 あと巽が不老不死であれば、あの敏腕プロデューサーな才能にも理由が付くと思います。そんだけ時間あれば何でも身に付けられますわw(デザインセンスは除く)

 

 そして『可能性2:さらに前の時代から生きていた』も考えてみましょう。

 これは1よりは単純です。

 中国から徐福と一緒に日本に来た。つまり紀元前200年頃。

 徐福伝説の中でどの文献にも共通して書かれているのが「大量の童子童女を連れて」です。

 数は1000人とも3000人とも書かれていますが、その中の一人が巽幸太郎だったのかもしれません。

 2200年前の中国→日本旅行ですから、その道中で子どもたちが次々と倒れ、3千が途中で1千人になってても何も不思議ではないですよ。

 ましてもし霊薬を手に入れたのが蓬莱山だとしたら、当時の装備で富士山に登る行為が夏でもけっこうな自殺行為です。手に入れた時に残っていた一握りの子どもの一人が巽幸太郎だったりするわけです。

 先ほどの徐福妄想劇場の続きをすると、巽が徐福に不老不死の薬を貰った場合。

 (やべえ、なんかいつのか分からない薬っぽいのがある。)

 (もし腐ってたり毒だったらイヤだなぁ。)

 「おい、乾。これ飲んでみろよ。」

 (……毒ではなさそうだな。ワシも飲んでみるか…。)

 この時に巽は不老不死を得ていた、みたいなw

 ちなみに徐福ひでぇwと思うかもしれませんが、当時の中国ではなんの不思議もない当然の行為だったでしょう。そういう逸話いっぱいありますし。

  こうして徐福と乾幸は2000年以上の歴史を二人で生きるハメになったのでした。めでたくもあり、めでたくもなし。

 そしてもう1つの追加推理。実はという中国姓は実在するのですよ?(しかし巽という姓はないみたいです。)

 発音は現在の北京語基準ですが、チェ(2声)なんです。

 なぜこれにたどり着いたのかと言うと、先ほどのセリフの書き起こしをしていた時に、最後の徐福のセリフの冒頭「チッ」を何て書けばいいのか迷ったからです。

 舌打ちにしてはキツくない音だし、ちぇ、にしては立場が上に見える徐福がスネるような言い方をする必要がない。

 これ巽、いや乾の中国語読み「チェ」だとしたらつじつまが合うんじゃないかと。

 徐福「乾(チェ)、お前が言うかよ……。」

 (お前だって2300歳以上のジジィじゃねぇか)みたいな?w

 とまあ、これが可能性2:さらに前の時代から生きていたです。

 

 (……あまりにも妄想が過ぎて、書いてて恥ずかしくて死にたい)

 

不老不死のタイミングって大事

 不老不死ってなるとしたら、飲んだ時の状態が一生続くわけですよね。若返ったらいつの日か赤ちゃん以下になって消えちゃうわけですから。

 中国奥地の咸陽から日本の富士山まで、歩きで、有るか無いかも分からない薬を探しながら来るわけですから、間違いなく年単位の時間が過ぎているはずです。

 子供だった乾も青年になってしまって、霊薬を飲んだ時の姿が今の巽の姿だとしたらどうでしょう?

 彼は永遠の17歳前後。つまりは17歳教の教祖w

 正直、永遠に高校生くらいのポテンシャルが続くのなら、何でも吸収できますよね。

 一方徐福さんは永遠の中年になってしまったわけですがw

 

 

 あ~!!いつも通りの長文になっちゃった!!(泣)

 続きは次回で!