おっさん 『DEAD or LIVE SAGA』を語る Bパート
それではゾンサガ初のライブシーンの回を見ていきましょう。
え?1~2話?あれはハプニングですw
今回も相変わらずの「え?そこ検証する必要ある?」ってところを検証しておりますw
第3話 Bパート アイキャッチ
こちらは普通に近所のスーパーにあったりするので、見かけたら選ぶ機会が増えましたね。意外とこういう小さい所での消費が大切だったりします。
頑張って買うと続かないので、気楽に同じ商品で今まで気にしてなかった佐賀県産があったら、たまにはそっちを選んでみようかな?くらいで良いのです。
口に合わなかったらやめればいいだけですしw
ちなみに最近佐賀県産の海苔を買いましたw
ゆうぎりのイチゴさん……いえ、なんでもな(正しいビンタ
シーン4 唐津駅前ゲリラライブ
アニメ特有の激坂?w これ斜度いくつなんでしょう……。
いや、車の屋根の見え方は普通だから坂の向こうが凄い事になってるのか?!
もし本当にこういう道が唐津駅の近くにあったらごめんなさいw
しかし地味に一般人がちゃんと歩いている作画なのはすごい。
ここで降車拒否している愛と純子にあえて何も言わない巽幸太郎の凄さ。
普通だったら何か言うし、言いたくもなる。それでも彼女たちの自主性を待つのは、自発的な行動でなければ意味がないと信じているからでしょう。
というか、ここのシーンを書こうとして席順に触れた結果がこれ↓だよ!
ちょっと書き始めると膨大な量になるのが私の悪いクセ。(なお反省はしてない模様)
その後の車内の愛と純子の表情のアップで彼女たちの瞳が揺れているのは、彼女たちなりに葛藤はしているという描写でしょうな。
よく見るとリリィも普通にセッティングの準備をしています。やはり業界で色々仕込まれたんでしょうか?
というか、さくら手伝えw純愛を案ずる気持も分かるけどw
このシーンの3人の表情、特にリリィの表情がすごく印象的。
完全に覚悟完了してる顔です。
サキは元々度胸の塊みたいな性格ですし、リリィは子役時代の本番舞台に対する姿勢が感じられます。
しかし、このシーンでよ~く見るとゆうぎりだけ汗をかいている。平常心に見える彼女も内心緊張はしているのだろうねぇ。
なにせ他の人たちは路上ライブというものを行為としては理解していますが、彼女にとっては概念自体が初体験。まして辻斬りのようなものと誤解してる訳だから、失敗したら切り捨て御免くらいの覚悟をしてたんじゃないでしょうかw
そしてついにライブが始まります……が、まあ、みなさん何度も見てるでしょうからさらりとw
賛否の別れたこのライブCGです。
第7話・第12話のクオリティを考えると少しレベルが低いように感じる人も多いと思います。もちろん全員の動きがわざとぎこちないようにモーションキャプチャーしているので、そもそも踊りが下手なのに加えて、実は環境が非常に不利なんですよね。
3DCGでは昼間の自然光の表現ってまだまだ手軽に出来るもんじゃないです。
第7話と第12話は背景が暗いという共通点があります。第7話は屋外でしたけど雷雨で暗くてステージ照明がメインでした。
晴れた屋外の様に、全体的に明るくて全方位から光が当たる環境ってものすごく演算が難しくて、どうしても影付けに不自然な感じが出ます。
それが余計にクオリティ低く感じちゃうんじゃないかなぁ?
しかも歌も下手だしw 本渡さんの絶妙な下手演技の上手さ。
ちなみにこの回を「下手めリターナー」と最初に表現した人のセンスはすごくいいと思うw
あと最終話までみて逆に気になったのが、たえちゃんの上手さ。
第12話で今までたえちゃんが上達したのは、さくらが献身的に面倒を見ていたからという設定になってますけど
一夜漬けでもたえちゃんけっこう合わせられてますよね?w
もちろん3・4・7・8・12と、どんどん上手くなっているのは確かですけど、この第3話の時点で大枠の動きは理解出来てるのが、実は天性のダンスセンスがあったんじゃないかと思えるレベル。
まあ、単にここで完全にゾンビィ丸出しの動きだったら演出として成り立たないから、最低限の動きはやってたんでしょうけどw
そしてリリィがぶつかってから歌が止まった時間
なんと30秒!
いやぁ、完全に放送事故です。
そりゃTVに慣れたプロの愛と純子からしたら、心臓動くレベルで心臓に悪いでしょうなぁ。
そして2番に入って歌詞がトンで棒立ちになるさくら。その様子を不安げな表情で見るサキとゆうぎり。それでも自分の役割は絶対に止めない。
ゆうぎりはともかくとして、サキのこのプロ魂はいったいどこから来ているのかw
でも恐らくこの瞬間、二人の目にはある心強い援軍が見えていたはず。
そう、水野愛と紺野純子です。
そして理由なき検証がゾンサガを襲う!
果たしてあの奇跡の交代劇は可能なのか?!
さくらの歌が止まってから、愛が引き継ぐまでの時間
たったの13秒
↑そもそも巽の車はフランシュシュの正面ロータリーに停車してるので、距離にして恐らく30mほど。(Googleマップで測ってみましたw)
高校女子の50m走平均が9秒弱。
もちろん純愛の運動能力は全国平均よりは上でしょうから7~8秒と考えても、30mの距離を走るのに5~6秒はかかる。
まして手前に植え込みがあったり客がいたりで、直線全力疾走は無理なので8秒かかるとする。
しかも車は純子側、つまり車体右側にドアは無い。
そして二人とも4列シートの最後尾に座ってるという事は、バックドアを開けて出るのが最短ルート。(あのドア結構重いんだよね)
車の外に出るまでに2~3秒かかるとして、全部で約10~11秒。
つまり純子と愛は、さくらの2番の歌詞が出なかった瞬間に動き出しているはずです。
それならば理論上、ちゃんと間に合うでしょう。
え?マイクはどこからって?車の中に置いてあったんじゃないんすかね(鼻ホジー
そして逆に言えば、先ほどの不安顔のサキとゆうぎりの視界には、車を飛び出した愛と純子の姿が写っているのかもしれませんな。
(メインアイドル来た!これで勝つる!)と内心安心してバックダンスを続けられたのかもしれません。
……懐かしいなぁブロント語w
知らない人は……知らなくても人生に全く困らないので読まなくていいですw
それにしても、その瞬間の純愛の行動がすごく気になりますね!
純子が「行きましょう!」とか愛が「行こう!」とか言ったのか、それとも以心伝心のように二人同時に自然に勝手に体が動いたのか。やべぇ尊い。
誰かそのシーンの漫画を描いてくれるといいなぁ(チラッ
ちなみに「歌い続けなさいよ!」から動き出して、2番前の間奏中に準備してれば余裕じゃね?という意見は却下です。
だって後で純子が「思わず出て行ってしまいましたね」と言ってるんです!
あくまでも反射的にサポートに入った事に意味があるんですよ!(力説)
まあ、写輪眼持ちの古参幼女先輩が出現したり、そんなこんなで無事ゲリラライブが終わる訳ですが、
巽Pは「……フン。」と鼻を鳴らして不満げな様子。
実は他のライブでは全て不敵な笑みを浮かべて、フッwっと笑っている幸太郎が唯一不満げなシーン。
これは愛と純子に対して(ようやく動きよったか、この面倒くさいゾンビィどもめ)と思っていたのか、全体的なパフォーマンスのレベルの低さに呆れていたのか?
実際、次回第4話のアバンで「先日のライブでポンコツゾンビィアイドルっぷりを晒したわけだが」と辛らつな発言をしてましたしなぁ。
ここのシーンは印象的な一コマ。
人生初のゲリラライブの緊張が解けた瞬間であり、無我夢中から我に返った瞬間でもあるからね。
そして全員汗だくなのに眼が輝いている。つまりゾンビィ全員が「生き生きしてる」んですよ。
これが作品のテーマでもある「私たち、生きたい!」に繋がる描写なんですねぇ。
最後に
この絵をスクショした意図が酌める紳士は同志です。
シーン5 館の夜~特殊ED
第3話 で初めての特殊ED。ああ、これから話が動き出すんだなぁ、と予感させる演出からの混乱の極み。そう、伝説が牙を剥いて視聴者を襲ったアレですw
実はここで純子と愛のパジャマが初お披露目。
第2話でのシーンでは純子と愛とサキはパジャマに着替えてない。
まあサキは別として、純子と愛が着替えていないのは、もちろん脱走するつもり満々だからです。こういう細かい整合性、いいですね。
そして書いてて思い出した。脱走シーンでさくらはパジャマのままアーケードまで出てるんだよなぁ…w
からの、これ↑ですよ。
もう、山田たえ 三石琴乃という文字列のインパクトがデカすぎて、その後の特殊エンドの絵が全く頭に入ってこなくなって、何度も見直すハメになりましたw
三石琴乃さんと言えば月野うさぎ、葛城ミサトなどの世界的に有名なキャラの伝説の声優さんですが、根っからの役者気質と意外とおちゃめな性格で、ハイテンション頭のおかしいキャラでもむしろ楽しんで演じられる方です。エクセルサーガとかね!
だからこそ、まあ、山田たえを演じる事自体はそこまで驚愕しないのですけど、なぜ伏せていた?!とそっちの方が気になるw
まあ、第3話はフランシュシュ結成回であり、ストーリーの起点となる重要な回ですから、そこでもさすがに正式なフランシュシュメンバーである山田たえを隠しておくのはダメだろう、という判断ではないでしょうか?
ちなみに三石さんは監督から「当分セリフらしいものは無いけどごめんね」と事前に聞かされていたそうですが、3話で(意外と早く来たな)と思ったそうです。
あのくしゃみは彼女の中ではセリフ判定になっている事に驚きだよ!w
そして三石ショックでスルーされがちですが、髪をおろしたサキも実は初。
あれ?実はサキって美少女じゃね?と思った瞬間であります。
問題表現
そして地味に評価してるシーンはここ。これ(よく描けたなぁ……)と唸りました。
はだけてる部分の話じゃねぇぞ?!
ゆうぎりは設定上享年19歳。リリィ曰くゾンビは歳を取らないらしいので、永遠の19歳です。
もちろん明治時代の死者に現代の法律は適用されませんし、そもそも当時に喫煙に関する法律はありませんでした。
また、花魁としてのリアリティの小道具として使われていたので、有効な描写ではあります。
しかし昨今、そもそも喫煙シーンを描く事を忌避する流れがあり、また海外輸出の際にタバコは作画修正される事が多く(ONE PIECEのサンジ)、手間がかかるために原作ありの作品ですら改変するのが当たり前の時代に、よく描いたなぁ、と思いました。
だって冷静に考えたらゆうぎりが喫煙する設定の必然性はゼロなんですから。
でもそれをあえて描くことによって時代の違う人感を出せたのだと思います。
そこにスタッフの「常識には縛られないぞ」という覚悟を感じましたね。絶対会議で問題になったと思います。監督に聞いてみたい。
ただ、喫煙に対して純子とサキだけは平気で、愛・さくら・リリィが怒る描写があっても時代感をさらに出せて面白かったかもしれませんけどねw
信じられないかもしれないけど、昭和は職員室も電車もめっちゃ臭かったんだぞ!
ちなみにバリバリヤンキーだけどタバコは吸わないサキちゃんかわいい。
このシーン好きです。
これを見ると、たえちゃんとロメロの間にはちょっと違う時間が流れているような感じがして、たえだけはさくらたちが目覚めるだいぶ前からロメロとの時間があったのかなぁ、と思ってしまいます。
次回予告
純子です。
やっぱり歌う事が好きです。
あの煌めくステージに本当にまた戻れるのでしょうか?
次回ゾンビランドサガ 第4話
ウォーミング・デッド SAGA
お楽しみに。
うむ、実に純子らしい優等生な次回予告である。
まぁ、この次の時にはキノコなんですけどねwww
サブタイトルは有名な海外ゾンビドラマ、ウォーキング・デッドのパロですな。
(あ、温泉回か。やっぱそういうのやるんだ。)と当時思いました。
ぶっちゃけゾンサガにそういうの求めてなかったんで、少し複雑な気持ちになりましたなぁ。
それよりも「これ絶対ポロリ(物理)もあるよ!」の前フリだよな?!と逆方向の期待値が上がりましたが、まさかその上を超えてくるとはw
というわけで、毎度毎度くっそ長くてすみませんが、3話のお話を終えたいと思います。ありがとうございました。